ブランドバッグといえば、連想しがちなのがヨーロッパなどの海外ブランドのバッグですが、我が国に日本にも老舗のバッグブランドや新進気鋭のブランドが多数存在します。
2000年に3Coinsなど人気ブランドを手がける、アパレル会社(株)PALが立ち上げたバッグブランド「russet(ラシット)」は、その特徴的なモノグラム柄とナイロンを素材に使用したバッグアイテムで、現在年層の高い女性を中心に人気が上がっているブランドです。
「Russet(ラシット)」の基本コンセプトは「究極の定番」で、長年使い込むほどに馴染んでいく道具としての魅力と色あせないデザインが持ち味です。
今までのバッグ専門ブランドとは異なる視点で、日本人にとって馴染みの良いファッション屋が作り上げる機能的であるが、美しさのあるデザインを念頭に製造されています。
「Russet(ラシット)」といえばバッグブランドとしては珍しい、ナイロン素材を効果的に使った撥水加工を施したバッグアイテムで知られており、特にRusset(ラシット)独自開発のナイロンサテン生地「クラウズナイロン」は、強度が強く、軽くて柔らかいことでサテン織りの上品な光沢感を演出でき、生地表面に弱撥水加工を施し多少の雨や汚れに強い利点があります。
また、Russet(ラシット)の代名詞ともいえる生地「ナイロンジャガード」は、ジャガード織りで表現されたモノグラムが印象的で、ブランドを象徴するデザインです。
さらに厳選されたレザー素材のバッグもRusset(ラシット)の特徴で、シボ感やくったりした加工のレザー使いが他のバッグにはない独自の世界を表現しています。
Russet(ラシット)の特徴の一つに徹底して日本製にこだわり、すべての工程を日本工房で行っていることが挙げられます。
優秀な日本のバッグ加工職人の技術によって高い品質を維持しながらも、コストパフォーマンスに優れた製品を送り出しているのもRusset(ラシット)の魅力です。
しかし、どんなに高い技術で製造された高品質なバッグも、その使用頻度の高さ故、普段からのこまめなケアは欠かすことができず、さらに損傷や破損、部品の外れなどが発生した場合は速やかに製造元の工房へ修理・メンテナンスを依頼する事が大切です。
修理・メンテナンスを施すことで、愛用のバッグは一生使い込める必需品となります。
Russet(ラシット)バッグの修理・メンテナンスは全国のRusset(ラシット)店舗や公式サイトでも受付が可能で、正規カスタマーセンターが修理を担当しています。
また、もろもろの事情から近年数が増えているバッグ修理専門店を利用するユーザーも多く存在し、人気です。
ここでは、Russet(ラシット)バッグを修理・メンテナンスする際の対応・料金・納期等について、正規カスタマーセンターと、バッグ修理専門店の対応・料金・仕上がりの違いについて紹介して行きます。
現在Russet(ラシット)バッグをご愛用の方、これから購入を検討中の方にも有力な情報がありますので、是非この機会にお読み下さい。
Contents
ラシットのバッグコレクションは購入後どの程度使い込むと修理・リペアが必要なのか
優秀な日本の職人により製造されたRusset(ラシット)のバッグは、上質なレザーや独自開発のナイロン等厳選された素材を採用していますが、毎日使用することで経年劣化や負荷の程度により年数が経つと、劣化による損傷・また使用している金具類も破損や傷みが生じてきます。
バッグの場合、主に経年劣化・傷みの生じやすい箇所は、持ち手・底部・ジョイント金具部品などです。
このような場合は傷みのある箇所をリペアすることになりますが、破れの場合は縫製のし直し、革部分のパーツ劣化・破損の場合はパーツを交換、金具パーツ類の損傷・劣化の場合は金具パーツを交換します。
Russet(ラシット)の製品は全て定期的なメンテナンスを施しながら、長期間使用することを想定して製造されており、日常使用する際のお手入れも重要ですが、購入から数年経過し、傷みが生じたバッグについては、修理・リペアの検討が必要です。
ラシットの正規メンテナンスサービスとは
Russet(ラシット)では製品に対する様々なアフターサービス・リペアサービスのため、全国のRusset(ラシット)店舗や公式サイトが窓口となり、正規カスタマーセンターで修理・メンテナンスサービスを行っています。
Russet(ラシット)の正規カスタマーセンターはRusset(ラシット)店舗・公式サイトで購入の製品については、優れた技術を持った専属職人が、用意した純正の部材を使用し、丁寧且つ信頼の置ける作業で修理・リペアを行う形です。
Russet(ラシット)の修理・メンテナンスは対外的に明確な料金を提示しておらず、基本は受付窓口である全国のRusset(ラシット)店舗・公式サイトが製品をいったん預かり、見積りを出した後に作業を進める形になっています。
料金は修理・リペア個所・モデル種類によって使用する部材や作業工程が異なるため、製品預かり後の連絡となりますが、目安で最速約1ヶ月を見ています。
ですので、Russet(ラシット)のバッグを正規カスタマーセンターで修理・リペア依頼する場合は、予算・納期に十分余裕をもって依頼することがおすすめです。
また、Russet(ラシット)では、Russet(ラシット)店舗・公式サイトで購入の製品に限り修理・リペアを受け付けており、他業者で購入の製品については修理・リペアを受け付けていないので、注意が必要です。
ちなみに現在レザー製のRusset(ラシット)バッグは修理が不可の状態で、バッグ修理専門店でよく見られる染め直しもできないので注意点となります。
正規サービスへRusset(ラシット)のバッグを修理・リペア依頼するメリット
- Russet(ラシット)店舗・公式サイトへ製品を預けるため安心感が高い
- 料金は基本製品預かり後連絡となり、特殊修理などの場合は料金が高額の可能性有り
- 納期は基本製品預かり後連絡としているが、修理内容によっては長くなる場合もありあくまで製品預かり後の連絡となる
内容を直接正規サービスへ相談したい場合
全国のrusset店舗・各正規russetオンラインサイト・カスタマーセンターが受付窓口 一例:russet東京ソラマチ店 住所:東京都墨田区押上1-1-2 東京ソラマチイーストヤード3F TEL:03-6658-4335 営業時間:10:00~21:00 不定休
または(株)PAL公式サイトお問い合わせ欄に必要事項記入の上Eメールで問い合わせ
正規サービスより依頼がしやすく料金もお得なバッグ修理専門店
Russet(ラシット)のバッグを修理・リペアしたい場合、正規サービスは製品を預かり後見積りになり料金が高額・納期も長くなるなどの理由から、他の依頼方法を探しているユーザーもおり、そういった際には優秀で実績のあるバッグ修理専門店に依頼すると良いです。
バッグ修理専門店へ修理・リペアを依頼するメリットは料金が正規サービスよりお得な事、修理内容について融通が利く事、納期も早めに仕上がる事が挙げられます。
逆にデメリットは、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがあることが難点です。
修理専門店によって料金はバラつきがありますが、修理・リペアの概算料金相場を見てみましょう。
| Russet(ラシット)バッグ修理可能箇所 | バッグ修理専門店修理料金(概算・目安) |
|---|---|
| 手元交換(トートなど) | 22,000円~(概算・目安) |
| 金具交換(ナスカン、Dカン) | 4,000円~(概算・目安) |
| ファスナー交換 | 14,000円~(概算・目安) |
| ほつれ縫い | 4,000円~(概算・目安) |
| 染め直し(レザー素材の場合) | 9,900円~(概算・目安) |
| その他 | 応相談・要見積り |
このような概算料金設定で、正規サービスの対応は基本見積りなので料金がすぐ分かりませんが、バッグ修理専門店の場合、箇所ごとに概算の基本料金が設定されており魅力的です。
納期の方も正規サービスだと製品預かり後の連絡・目安で最速約1ヶ月となりますが、基本3~4週間で納品してくれるので、便利で利用しやすくなっています。
依頼の際、注意点としては、Russet(ラシット)のバッグは熟練した職人による高度な技術で製造され、素材も上質なレザーや独自開発のナイロンサテン生地「クラウズナイロン」等を使用しているため、良い評判と実績を持った優秀な修理専門店を選ぶ事が大切です。
バッグ修理専門店を利用する場合なぜ優れた職人が在籍するお店を選ばなくてはいけないのか
Russet(ラシット)に限らず、高級・高品質なバッグ類を修理・リペアする場合は、必ず優れた技術を持った職人が在籍する修理店を選ぶ事がとても重要になります。
なぜなら、バッグ修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれたバッグの状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
Russet(ラシット)バッグ製品の修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能です。
そのため、バッグ修理店の情報をできる限り集めて、さらにお店の口コミや実際に職人に相談をして、信頼できるお店かどうか見極めることが必須となります。
Russet(ラシット)のバッグをバッグ修理専門店に修理・リペア依頼するメリットとは
- 正規サービスよりも料金・納期がはっきりしており気軽に依頼できる
- Russet(ラシット)のバッグを修理・リペアした経験が豊富で技術の高い職人が担当すれば高品質な仕上がりが期待できる
- Russet(ラシット)正規サービスでは受付不可な他業者で購入の製品も受付可能
ラシットのバッグを正規サービス以外で修理・リペアしたい場合優秀な実績を持つバッグ修理専門店の方がお得
Russet(ラシット)のように優秀な職人の手により仕上げられ、上質なレザーや独自開発のナイロンサテン生地「クラウズナイロン」等、新開発の素材を積極的に採用しているバッグの、長年の使用で壊れた個所などを修理・リペアしたい場合、通常は全国のRusset(ラシット)店舗や公式サイトが窓口となり、正規カスタマーサービスへ依頼することになります。
ですが、料金や納期などもろもろの事情から正規サービス以外の依頼方法を探している方は、優秀な実績を持ち、経験値・技術の高いバッグ修理専門店に依頼するのがおすすめです。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがある為、良く調べた上で良質な修理店を見つける事が必須です。
依頼後、仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置けるバッグ修理専門店を選択し、自宅に眠っている愛用のRusset(ラシット)バッグを、購入時のように美しくリニューアルしましょう。