類まれなデザインセンスと創造性を備えた女性デザイナー、ココ・シャネルが1909年に設立したオーダー女性用帽子の工房兼店舗が、現在総合ラグジュアリーブランドとして世界のトップを走るシャネルの始まりです。
その後シャネルはオートクチュールファッションの製造でヨーロッパ中の注目を浴び、1915年に「メゾン・ド・クチュール」を発表・ファッション界に華々しくデビューを果たし、世界的成功を収めます。
次にシャネルが手掛けたのは独創的な素材使いとデザインが融合したバッグコレクションで、オートクチュール同様、世界中で大ヒットを記録、現在はシャネルの重要なアイテムとして多くの愛好者が存在し、シャネルコレクションを専門に集めるマニアもいるほどです。
現在までにシャネルはオートクチュール・バッグを始め、財布・香水・時計など多彩なアイテムを展開し、総合ラグジュアリーブランドのトップとして君臨しています。
特に財布アイテムはバッグアイテムで成功を収めたシャネルのノウハウが惜しみなく注がれ、バッグこコレクションに次ぐ人気を獲得しています。
シャネル財布アイテムの大きな特徴は、素材使いの妙にあり、きめ細かい型押しの牛革素材・キャビアスキンや、上質な羊皮素材のラムレザー、オリジナル光沢処理が施されたエナメルなどを他には無い洗練されながら普遍的なデザインで丁寧に仕上げた点です。
中でも格子柄のキルティング加工が印象的な定番財布「マトラッセ」、ココ・シャネルが愛着を持つ、椿の花をあしらったデザインが特徴の銘品「カメリア」、フランスのワイナリー・シャトー・ド・クレマに飾られていたマーク使用した、有名なロゴ”ココマーク”が印象的な一品「カンボンライン」などが良く知られています。
価値ある独自性の高い素材選びや、熟練した職人技が光るシャネルの財布アイテムですが、高品質・高い耐久性を誇る財布アイテムも長年の使用による経年劣化や傷み・損傷などは避けられず、日常のお手入れももちろん重要ですが、メンテナンス・修理を定期的に施しながら愛用していく形になります。
良好なコンディション維持のため、シャネルの財布アイテムは壊れたり傷みが生じた場合、正規取り扱いブティックに依頼しメンテナンス・リペアサービスを受けることが可能です。
また、予算や納期などもろもろの事情から正規サービスを利用しないユーザーも存在し、優秀な技術を持った皮革製品修理専門店持ち込むケースも多くおすすめです。
ここでは、シャネルの財布アイテムについて、正規サービスと皮革製品修理専門店の修理・リペア対応の違いについて紹介します。
シャネルの財布アイテムをすでに所有している方や、これから購入を検討中の方についても、為になる情報を紹介しますので、是非この機会に読んでみてください。
Contents
シャネルの財布はどの程度使い込んだらメンテナンスするべきか
優秀な職人の手による高い完成度を持ったシャネルの財布ですが、素材には厳選された上質な天然皮革や独自技術を施したエナメルなど多彩な材質が使われ、耐久性は優れていますが、経年劣化による部品・素材の傷みや破損等は避けられず、メンテナンスを行う事が宿命になってきます。
主に傷み・破損が生じやすい部分は素材自体のスレや破れ・ファスナーや金具の摩耗による故障や破損などです。
この場合、トラブルの起きた個所をリペアする事になりますが、スレ・破れの場合は縫製のし直し、生地の部分交換など・ファスナーや金具部品の場合はパーツ交換を行います。
シャネルの財布は定期的なメンテナンス・リペアを施す事で、長期間良好な状態で使用できるよう死蔵されています。
よって日常のお手入れも重要ですが、購入から数年を経過し、上記のような症状が有る場合は速やかに修理・リペアの検討が必要です。
シャネル財布の正規サービスによるメンテナンス・修理料金や納期について
シャネルは製品に対するアフターサービスやメンテナンス対応のため、カスタマーサービスを設けており、使用しているユーザーが安心して愛用できる体制を整えています。
シャネル正規カスタマーサービスは本物であることが確認できた製品は、フランス本社の職人と同じ技術を持った担当技術者が、本国から用意した純正の部品を使用し、丁寧且つ確実な作業で修理・リペアを行います。
料金は修理・リペア個所によって使用する部材や作業工程が異なるため、基本見積りとなりますが、修理可能な箇所（一例）・概算料金を公式サイトで一部ですが、アナウンスしているためここではその詳細を見てみましょう。
| シャネル財布修理可能箇所（一部） | 修理料金（概算） |
|---|---|
| スクラブ/ターンロックサービス（開閉留め具）交換 | 17,600円～（概算） |
| ファスナーサービス（交換） | 23,760円～（概算） |
| その他 | 要見積り |
このような修理内容・料金例になっており、これらはあくまで修理内容の一部（概算）になっていますので、正式な料金・さらに複雑な工程や修理箇所については全て製品預かり後見積りによる連絡になります。
主な作業内容は素材の違いによる補修、ファスナーや金属部品については交換や修復・縫製については高度な独自技術で作業されており、縫い目の修復や再縫製が施されます。
納期は最速で約1ヶ月程度が目安となり、日本担当サービスに部品が無い・特殊修理などについては本社送りになる場合もありますので、納期・料金については十分な余裕を見ることが大切です。
シャネルの財布を正規サービスへ修理・リペア依頼するメリット
日本担当正規サービスへ作業を依頼するため安心感がある
日本担当サービスに交換部品が無い・また特殊修理の場合は本国から部品取り寄せ・本社送りの作業も想定され納期が長く料金も高額の可能性有り
基本全国のシャネル正規取り扱いブティックが正式窓口となる
内容を正規サービスへ直接確認したい場合
シャネル・リペア＆ケアサービス TEL：0120-935-191 営業時間：10:00～17:00 土日祝日休み Eメール：repair-service-jp@chanel.com
または最寄りのシャネル正規取り扱いブティックへ直接相談
正規サービスより対応に融通が利き料金もお得な皮革製品修理専門店
シャネル財布製品を修理・リペアしたい場合、正規サービスは全て製品預かり後連絡となり、料金が高額・納期も長いなどもろもろの事情で正規サービス以外の依頼先を探しているユーザーもおり、そういった際は優秀な実績と技術者が在籍する、皮革製品修理専門店に依頼すると良いです。
皮革製品修理専門店へ修理・リペアを依頼するメリットとしては、料金が正規サービスよりお得な事、納期も早めに仕上がる事が挙げられます。
逆にデメリットとしてはあくまでブランド正規の修理では無い事、修理店によって技術レベルが異なり、店舗によっては仕上がりにバラつきがある事が難点です。
修理店によって料金にバラつきはありますが、平均相場を見てみましょう。
| シャネル財布修理可能箇所 | 修理・リペア料金（概算） |
|---|---|
| ファスナー交換 | 6,600円～（概算） |
| レザープルタブ（ファスナーの引手）交換 | 2,200円～（概算） |
| バインダー交換 | 3.300円～（概算） |
| スナップボタン・留め具交換 | 2,200円～（概算） |
| 内装交換・修理 | 7,700円～（概算） |
| ほつれ修理・再縫製（1ヶ所に付き） | 2,200円～（概算） |
| 染め直し（1ヶ所から） | 6,600円～（概算） |
| クリーニング | 6,600円～（概算） |
| 破れ補修（1ヶ所から） | 6,600円～（概算） |
| その他 | 応相談・要見積り |
このような目安料金設定になっており正規サービスが基本製品預かり後連絡なのに対して、修理箇所の基本料金が明確で依頼しやすいです。
納期についても正規サービスが最速約1ヶ月以上に対して、修理専門店は約3～4週間で仕上げてくれ便利で利用しやすくなっています。
しかし、シャネルの財布アイテムは高度な技術を持った職人により製造され、厳選された上質な天然火皮革や独自加工のエナメルなど多彩な素材を採用している為、良い評判を持った優秀な修理専門店を選択する事が必須です。
シャネルの財布を修理・リペア正規サービス以外に依頼sする際、なぜ優れた職人が在籍する皮革製品修理専門店を選ばなくてはいけないのか
シャネルに限らず、海外高級ブランド製の財布を修理・リペアする場合には、必ず優秀な技術を備えた職人が在籍する修理店を選択する事がとても重要になります。
なぜなら、皮革製品修理専門店はお店によって在籍する職人の技術レベルが異なり、経験の浅い職人が作業を担当してしまうと、持ち込まれた財布の状態を見極めることができず、作業の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならない事が多い為です。
シャネル製品の修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化し傷んだ部分を、購入時のような良好な状態に取り戻す事ができます。
そのためできる限り皮革製品修理専門店に対する情報を集めて知識を得て、インターネット等の口コミも参考にしながら、できれば作業を担当する職人と面談して、信頼できるお店かどうか確かめることが大切になります。
シャネルの財布を皮革製品修理専門店に修理・リペアを依頼するメリットとは
正規サービスよりも敷居が低く対応も柔軟で料金もお得
シャネル製品の修理・リペア経験が豊富で技術の高い職人が作業を担当すれば高品質な仕上がりが期待できる
経験豊富な職人ならば柔軟な対応も利き優れた提案もしてくれるので安心できる
シャネルの財布を正規サービス以外に修理・リペアを依頼する場合良い評判を持ち高い技術を持つ皮革製品修理専門店に依頼するとお得且つ安心
シャネルのような厳選された上質な天然皮革・独自加工を施したエナメルなど多彩な素材を採用し、熟練した職人の手により丁寧に製造された財布アイテムの、長年の使用で壊れた個所等を修理・リペアをしたい場合、通常はシャネル正規取り扱いブティックを通してリペア＆ケアサービスへ依頼するのが普通です。
しかし料金や納期、その他もろもろの事情で正規サービス以外の依頼先を探している場合は、優秀な実績を持ち、経験が豊富で高い技術を持つ皮革製品修理専門店に依頼するのがおすすめです。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがある為、良く調べた上で良質な修理専門店を見つけ出すことが重要です。
依頼後仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置ける皮革製品修理専門店を選択し、愛用のシャネル財布コレクションを見違える仕上がりでリニューアルしましょう。
