早くからヨーロッパで花開いた最先端ファッションモードの影響を受けた日本では、国内で服飾の基本を学んだ才気ある若きデザイナー達が海外へ修行に向かい、独自のセンスを身に着け帰国、自身のオリジナルブランドを数多く創設しました。
特に第二次大戦後、1950年代から日本独自のモードが注目されるようになり、1960年代から1970年代にかけては、個性豊かな日本人デザイナーが幾人も誕生するのです。
そして現代、日本のファッションは世界に引けを取らないブランドが数多く存在しており、最先端をリードするデザイナーも出現、隆盛を極めています。
1997年、東京・代官山の住宅街に小さなアトリエ兼ブティックがオープン、独創的な女性向けプレタポルテは富裕層が住む代官山を拠点に評判を呼び、ファッションマニアの愛用者を多く抱えるようになります。
これが、現在全国各地にショップを構える日本発有名ファッションブランド、グレースコンチネンタルの始まりです。
自分の中に確固としたスタイルを持ち、知性的でグラマラスな女性像をイメージしたグレースコンチネンタルのコレクションは、「”旅”」をテーマにデザインはもとより、素材・縫製等に極限まで拘り、日本独自の高度な生産技術でラグジュアリーブランドとして、海外一流ブランドと対等に渡り合う製品を提供しています。
そしてグレースコンチネンタルのメインライン、プレタポルテと人気を二分するのが、日本の優秀な職人技術で丁寧に仕上げられた、ブランドコンセプトを忠実に再現したバッグコレクションです。
グレースコンチネンタルバッグの特徴は、ミニマル且つシンプルでいながら優雅なテイストを持ったデザインと、優秀な職人たちによる堅牢で丁寧な縫製技術が大きな魅力になっています。
中でもブランド創成期に誕生し、現在も唯一の定番商品として愛用されている名作バッグ「カービングバッグ」シリーズ、素材にバッグとしては珍しいフェイクボアを使用し、チェーンを採用したストラップが見事に調和している「LA フェイクボアバッグ」、上質な天然レザーを贅沢に使用し、芸術的なステッチ装飾が豪華なハンドバッグ「FinuRei(フィナレイ)」シリーズなどが有名です。
優れた職人による徹底した高品質を誇る、グレースコンチネンタルのバッグコレクションですが、グレースコンチネンタルのバッグは厳選された上質な天然皮革や、フェイクボア・合成繊維等、多彩な素材が採用されているため、雨や水分が付着した場合は乾いた柔らかい布でふき取るなど、日常のお手入れも大切になります。
一度手に入れると使い込むほど味が出て愛着が湧く、グレースコンチネンタルのバッグは長く良好なコンディションで使い続けるため、壊れたり傷みが生じた場合日本では正規ブティックに持ち込み、リペアサービスを受けることができます。
また、もろもろの事情から正規リペアサービスを利用しない人もおり、優秀な技術を持ったバッグ・皮革製品修理専門店に持ち込む人も多いです。
ここでは、グレースコンチネンタルのバッグについて、修理に対する正規サービスとバッグ・皮革製品修理専門店の対応に違いを紹介します。
お手持ちのグレースコンチネンタル・バッグコレクションを修理・リペアすることをお考えの方は、この機会に是非読んでみてください。
Contents
グレースコンチネンタルのバッグは購入後どの程度使い込んだら修理・リペアが必要か
世界中を回って多彩な素材を発掘し採用、熟練し優れた職人による技術により製造されたグレースコンチネンタルのバッグは、毎日使用することで経年劣化や負荷の程度により年数が経つと、劣化による損傷・また使用している金具類も破損や傷みが生じてきます。
バッグの場合、主に経年劣化・傷みの生じやすい箇所は、持ち手・底部・ジョイント金具部品などです。
このような場合は傷みのある箇所をリペアすることになりますが、破れの場合は縫製のし直し、革部分のパーツ劣化・破損の場合はパーツを交換、金具パーツ類の損傷・劣化の場合は金具パーツを交換します。
グレースコンチネンタルのバッグは全て定期的なメンテナンスを施しながら、末永く使用することを想定して製造されており、日常使用する際のお手入れも重要ですが、購入から数年経過し、傷みや破損・擦れなどが生じたバッグについては、修理・リペアの検討が必要です。
グレースコンチネンタルのバッグ正規メンテナンスサービスとは
グレースコンチネンタルでは製品に対する様々なアフターサービス・リペアサービスのため、正規取り扱い店舗が窓口となり、正規カスタマーサポートで作業を担当しています。
グレースコンチネンタル正規サービスは本物であることが確認できた製品については、製造工程を熟知し・優れた技術を持った専門職人が、用意した純正の部材を使用し、丁寧且つ信頼の置ける作業で修理・リペアを行う形です。
グレースコンチネンタルの修理・メンテナンスは対外的に明確な料金を提示しておらず、基本は受付窓口である全国の正規取り扱い店舗が製品をいったん預かり、見積りを出した後に作業を進める形になっています。
料金・納期については修理・リペア個所・モデル種類によって使用する部材や作業工程が異なるため、製品預かり後の連絡となります。
また、グレースコンチネンタルでは修理・メンテナンスについて製品預かり後の料金・納期決定を徹底しており、依頼前の確認は不可となっていますので依頼の際は注意が必要です。
正規サービスへグレースコンチネンタルのバッグを修理・リペア依頼するメリット
- 正規カスタマーサポートへ製品を預けるため安心感がある
- 料金・納期は基本製品預かり後連絡となり、特殊修理などの場合は料金が高額の可能性有り
- 基本全国のグレースコンチネンタル正規ブティックが正式受付窓口になる
内容を直接正規サービスへ相談したい場合
グレースコンチネンタル公式サイト・お問い合わせ登録ページから必要事項記入の上、Eメールにて問い合わせ・受付時間:9:00~18:00 TELによる問い合わせ・0120-611-701(受付時間 9:00〜18:00)または最寄りのグレースコンチネンタル正規ブティックに問い合わせ
正規サービスより依頼がしやすく料金もお得なバッグ修理専門店
グレースコンチネンタルのバッグを修理・リペアしたい場合、正規サービスは製品を預かり後見積りになり料金が高額・納期も長くなるなどの理由から、他の依頼方法を探しているユーザーもおり、そういった際には優秀で実績のあるバッグ修理専門店に依頼すると良いです。
バッグ修理専門店へ修理・リペアを依頼するメリットは料金が正規サービスよりお得な事、修理内容について融通が利く事、納期も早めに仕上がる事が挙げられます。
逆にデメリットは、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがあることが難点です。
修理専門店によって料金はバラつきがありますが、修理・リペアの概算料金相場を見てみましょう。
グレースコンチネンタルバッグ・修理可能箇所 | 修理・リペア料金(概算) |
---|---|
スライダー交換 | 2,860円~(概算) |
ファスナー交換 | 8,800円~(概算) |
パイピング交換(全周) | 22,000円~(概算) |
ハンドル交換(2本) | 18,700円~(概算) |
ショルダーストラップ交換 | 16,500円~(概算) |
ライニング(内張り)交換 | 20,900円~(概算) |
その他 | 応相談・要見積り |
このような概算料金設定で、正規サービスの対応は全て見積りなので料金がすぐ分かりませんが、バッグ修理専門店の場合、箇所ごとに概算の基本料金が設定されており魅力的です。
納期の方も正規サービスだとまず見積り・見積り金額提示後了承作業開始で、事前に全く分からないところを、基本約4~5週間で納品してくれるので、便利で利用しやすくなっています。
依頼の際、注意点としては、グレースコンチネンタルのバッグは熟練した職人による非常に高度な技術で製造され、上質なレザーや他にも多彩な素材を発掘し採用しているため、良い評判と実績を持った優秀な修理専門店を選ぶ事が大切です。
バッグ修理専門店を利用する場合優れた職人が在籍するお店を選ばなくてはいけない理由
グレースコンチネンタルに限らず、高級・高品質なバッグ類を修理・リペアする場合は、必ず優れた技術を持った職人が在籍する修理店を選ぶ事がとても重要になります。
なぜなら、バッグ修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれたバッグの状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
グレースコンチネンタルバッグ製品の修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能です。
そのため、バッグ修理店の情報をできる限り集めて、さらにお店の口コミや実際に職人に相談をして、信頼できるお店かどうか見極めることが重要になります。
グレースコンチネンタルのバッグをバッグ修理専門店に修理・リペア依頼するメリットとは
- 正規サービスよりも料金・納期がはっきりしており気軽に依頼できる
- グレースコンチネンタルのバッグを修理・リペアした経験が豊富で技術の高い職人が担当すれば高品質な仕上がりを期待することができる
- 経験豊かな職人ならば細かい点まで相談でき優れた提案もしてくれるので良心的且つ安心
おすすめしたい、ブランドバッグ修理専門店2選
お伝えしたように、修理専門店では正規サービスよりも費用を抑えたる事ができます。また手元に戻ってくる期間も早いです。
メンテナンス料金を抑えたい人や急ぎという人は、修理専門店への依頼がおすすめです。
ここでは、技術が高く費用を抑えられ納期も早めなブランドバッグ修理専門店を2選紹介させて頂きま
す。
創業60年を超える(リナビス)
リナビスは創業60年を超える宅配クリーニング専門店です。
衣類や布団のクリーニングも行っていますが、その技術を生かしブランドバッグのメンテナンスも行っています。
こんな事でお困りの方におすすめ
- シミや汚れ・色移り
- キズ・剥げ・破れ・日焼け
- 金具やファスナーなどの破損や劣化
選ばれる4つのポイント
- 分かりやすい料金プラン
- 熟練職人による高品質なメンテナンス
- 4,000件以上の実績
- カラーチェンジや修理にも対応
創業から60年の歴史と、熟練した職人がひとつひとつ丁寧に手作業でメンテナンスしてくれます。
「バッグ・鞄コース」「靴コース」「財布・小物コース」など、各コースごとに分かれておち料金表が分かりやすいのでまずはチェックしてみてください。
修理専門店 REPAIR-SHOP HIRAISHIYA
REPAIR-SHOP HIRAISHIYAは創業80年を超えるブランドバッグ財布の修理専門店です。
様々なブランド品の修復を行っていますが、ルイヴィトンの修理では修理業界で1番の実績があります。
こんな事でお困りの方におすすめ
- 色落ちや色抜け(染め直し補色)
- ほつれや破損
- 染みや汚れ
選ばれる3つのポイント
- 専門修復師が在籍
- ブランドバッグ・財布に特化した修理専門店
- 事前に無料カウンセリングが可能
鞄を送る事前に無料カウンセリングが受けれるので、おおよその料金が分かり安心できます。
また、日々実績が投稿されているので、どのくらいのメンテナンスを行ってもらえるのかイメージしやすいです。
グレースコンチネンタルのバッグを修理・リペアしたい場合正規サービスより優秀な実績を持つバッグ修理専門店の方がお得且つ安心
グレースコンチネンタルのような世界中から優れた素材を発掘・採用し、優秀な職人により丁寧に仕上げられたバッグの、長年の使用で壊れた個所などを修理・リペアしたい場合、通常はグレースコンチネンタル正規取り扱い店舗を通して正規カスタマーサポートに依頼する事になります。
ですが、料金や納期などもろもろの事情から正規サービス以外の依頼方法を探している方は、優秀な実績を持ち、経験値・技術の高いバッグ修理専門店に依頼するのがおすすめです。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがある為、良く調べた上で良質な修理店を見つける事が必須です。
依頼後、仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置けるバッグ修理専門店を選択し、自宅に眠っている愛用のグレースコンチネンタル・バッグコレクションを、購入時のように美しくリニューアルしましょう。