ヨーロッパを出所とする革を素材とした西洋靴の製造と普及は、現在では世界中に広まり、我々人類の履物として主流を占めています。
我が国日本には明治時代初期に西洋より革靴の製造技術が輸入され、以後日本にも革靴を着用する習慣が根付き、革靴製造会社も数多く設立されます。
しかし、明治から昭和の第二次大戦終了後まで日本は男性上位の風習が深く根底にあり、革靴もほとんどが紳士靴のみとなっていました。
1948年(昭和23年)に東京都・銀座すずらん通りに輸入婦人靴販売専門店として開業したのが、当時としては画期的な試みであった婦人靴専門店「ダイアナ」の始まりです。
創業から5年後の1953年(昭和28年)に「株式会社ダイアナ靴店」として正式に発足、翌年銀座通り7丁目に店舗を構え、本格的に日本製の婦人靴の製造・販売、並んでヨーロッパ等の有名ブランド婦人靴の輸入販売を始めます。
創業当初から日本の女性に大きな支持を得たダイアナは、自社ブランド婦人靴の拡充に力を注ぎ、1960年(昭和35年)には当時の皇太子妃にオーダー靴を納品する栄誉を授かります。
現在は全国に80店舗以上を構える老舗ブランドに成長し、本業である婦人靴の他にバッグ・アクセサリーの展開も行う有名な総合ファッションブランドです。
ダイアナの大きな魅力はパンプス・ハイヒールを始めとする多彩な女性用シューズのラインアップと、熟練した職人による丁寧な作りによる快適な履き心地と耐久性、そしてミニマルでありながらスマート且つエレガントなデザインにあります。
中でも特徴的なオリジナルヒールとシンプルなデザインが印象的な「ラウンドトゥショートブーツ」、上品なワンポイント金具と吐きやすさを重視した板ヒールの万能パンプス「モチーフパンプス」、上品でスマートなデザインに厚底ヒールが特徴の「リボンモチーフローファー」などが人気です。
しかし、どんなに高い技術で製造された高品質な革靴も、その使用頻度の高さ故、普段からのこまめなケアは欠かすことができず、さらに損傷や破損、部品の外れなどが発生した場合は速やかに製造元の工房へ修理・メンテナンスを依頼する事が重要です。
修理・メンテナンスを施すことで、愛用の革靴は一生使い込める必需品となり、足元を支え続けます。
ダイアナ婦人靴の修理・メンテナンスは全国のダイアナ正規取り扱い店が受付窓口となり、正規修理サービスが作業を担当します。
また、もろもろの事情から近年数が増えている皮革製品修理専門店を利用するユーザーも多く存在し、人気があります。
ここでは、ダイアナ婦人靴を修理・メンテナンスする際の対応・料金・納期等について、正規修理サービスと、皮革製品修理専門店の対応・料金・仕上がりの違いについて紹介して行きます。
現在ダイアナ婦人靴をご愛用の方々、これから購入を検討中の方にも有力な情報がありますので、是非この機会にお読み下さい。
Contents
ダイアナの靴を修理・メンテナンスする目安について
上質な天然皮革や多彩な素材を使用し、熟練した技術を持つ靴職人により入念な工程を経て製造されたダイアナの婦人靴は、毎日使用することで経年劣化等により年数が経つと、劣化による損傷・また使用している部品も破損や傷みが生じてきます。
ハイヒールや婦人用革靴の場合、主に修理が必要になる箇所はソール(底材)・ヒール(踵)部分の摩耗や損傷、革素材の傷みなど、さらに革の破損・色褪せや色落ち・金具類の損傷・劣化などです。
ダイアナの婦人靴は、長期に渡る着用に耐えうることを想定して製造されており、日常使用する際のお手入れも重要ですが、購入から数年経過し、傷みや破損・擦れなどが生じた際については、修理・メンテナンスが必要になります。
ダイアナの靴・正規メンテナンスサービスとは
ダイアナでは製品に対する様々なアフターサービス・リペアのため修理サービスを設けており、所有しているユーザーが安心して使い続けることが可能な体制を取っています。
ダイアナの修理サービスは、工房と同じ優れた技術を持った専属職人が、純正の部材を使用し、丁寧且つ信頼の置ける作業で修理・リペアを行う形です。
料金・納期については基本預かり後見積もりとなりますが、ダイアナ公式サイトに修理料金の目安が公開されていますので、ここではその内容を一部抜粋してみましょう。
| ダイアナ婦人靴修理可能箇所 | 正規修理サービス料金(目安) |
|---|---|
| ハイヒール・パンプスリフト交換 | 1,760円~ |
| ハイヒール・パンプスヒール交換 | 4,180円~ |
| 婦人靴オールソール交換 | 6,600円~ |
| 婦人靴ハーフソール交換 | 2,760円~ |
| 補修修理(ほつれ縫い) | 2,200円~ |
| ファスナー交換(片足) | 2,200円~ |
| その他 | 要見積もり |
このような料金目安になっていますが、あくまで基本は製品預かり後見積もりですので、注意が必要です。
納期に関しても製品預かり後連絡になり、特殊修理などの場合はかなり長くかかりますので、ダイアナの婦人靴を正規サービスに修理・リペアに出す場合、予算・納期に関しては余裕を持った方がおすすめです。
正規サービスへダイアナの靴を修理・リペア依頼するメリット
正規販売店に製品を預けるため安心感が高い
製造職人と同じ技術を持つ専門の職人が作業を担当するので高品質な修理が可能
特殊な工程・技術を要する場合は納期が長く、料金も高額になる可能性有り
内容を直接問い合わせしたい場合
ダイアナお客様相談室 TEL:0120-40-4192 受付時間:10:00~17:00 土日祝日・年末年始休み
ダイアナ公式サイト・お問い合わせフォームに必要事項記入の上、Eメールで問い合わせ
:基本は全国のダイアナ正規取り扱い店舗にて対応
正規サービスより依頼がしやすく料金もお得な皮革製品修理専門店とは
ダイアナの婦人靴を修理・メンテナンスしたい場合、正規サービスは基本製品を預かり後見積りになり料金・納期などもろもろの理由から、他の依頼方法を探しているユーザーも多く、そういった場合は優秀で実績のある皮革製品修理専門店に依頼するのがおすすめです。
皮革製品修理専門店へ修理・メンテナンス依頼するメリットは、料金が正規サービスよりお得な事、修理内容について融通が利く事、納期も早めに仕上がる事が挙げられます。
逆にデメリットは、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがあることが難点です。
修理専門店によって料金はバラつきがありますが、修理・メンテナンスの料金平均相場を正規サービスと比較して見てみましょう。
| ダイアナ婦人靴修理可能箇所 | 皮革製品修理専門店料金(概算・目安) | 正規修理サービス料金(目安) |
|---|---|---|
| ハイヒール・パンプスリフト交換 | 1,000円~(概算・目安) | 1,760円~ |
| ハイヒール・パンプスヒール交換 | 1,980円~(概算・目安) | 4,180円~ |
| 婦人靴オールソール交換 | 5,000円~(概算・目安) | 6,600円~ |
| 婦人靴ハーフソール交換 | 2,000円~(概算・目安) | 2,760円~ |
| 補修修理(ほつれ縫い) | 1,650円~(概算・目安) | 2,200円~ |
| ファスナー交換(片足) | 1,500円~(概算・目安) | 2,200円~ |
| その他 | 応相談・要見積もり | 要見積もり |
このような料金設定で、皮革製品修理専門店の場合、正規修理サービスよりも料金がお得で魅力的です。
納期の方も正規修理サービスだと基本製品預かり後連絡となりますが、基本約3~4週間で納品してくれるので、便利で利用しやすくなっています。
依頼の際、注意点としては、ダイアナの婦人靴は高度な技術で製造され、素材も厳選された上質な天然皮革等を使用しているため、良い評判と実績を持った優秀な修理専門店を選ぶ事が大切です。
ダイアナの婦人靴を皮革製品修理専門店に修理・メンテナンス依頼するメリット
正規修理サービスよりお得な価格設定で気軽に依頼しやすい
熟練した靴職人が在籍する修理専門店なら正規サービスと同質の仕上がりが期待できる
熟練し経験豊かな職人ならば作業内容も融通が利き優れた提案もしてくれるので良心的な対応
皮革製品修理専門店に修理・メンテナンスを依頼する場合なぜ優れた職人が在籍するお店を選ばなくてはいけないのか
ダイアナに限らず、高品質な有名ブランドの靴を修理・メンテナンスする場合は、必ず優れた技術を持った職人が在籍する修理店を選ぶ事がとても重要になります。
なぜなら、皮革製品修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれたバッグの状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
ダイアナ婦人靴の修理経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能です。
ダイアナの靴を正規サービス以外で修理したい場合優秀な技術を持つ皮革製品修理専門店の方がお得
ダイアナのように日本製造に拘り、厳選された天然皮革等を素材に使用、熟練した職人によって高品質に仕上げられた靴を、長年着用したことで壊れた個所の修理・メンテナンスしたい場合、通常は正規取り扱い店を通してダイアナ正規修理サービスに依頼する事になります。
ですが、料金や納期などもろもろの事情から、正規サービス以外の依頼方法を探している方は、優秀な実績を持ち、経験値・技術の高い皮革製品修理専門店に依頼するのがおすすめです。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがある為、良く調べた上で良質な修理店を見つける事が必須です。
依頼後、仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置ける皮革製品修理専門店を選択し、長年愛用のダイアナ婦人靴を、良好なコンディションに復活させましょう。