2023.7.20

2023.7.20

ペキニエ腕時計のオーバーホールは、正規サービスと腕時計修理専門店、どちらがおすすめ?

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ペキニエ/PEQUIGNET
ペキニエのロゴ

時計についての歴史を辿っていくと、時計発明の黎明期から現代まで最高峰に位置するのは時計大国スイスと呼ばれています。

しかし、現代時計の基本構造の確立はフランスで約二世紀前に完成されているともいわれており、特にフランス王侯貴族文化の下で、構造や複雑機能・付加価値文化をいち早く築いていたのはフランスが最初という説もあります。

そんな隠れた時計製造大国であるフランスは、古くから時計技師が多数存在し、複雑構造の良質な機械式時計が生産されていました。

しかし1685年、「ナントの勅令」廃止によって起こった宗教分裂がきっかけでフランス国民は分散することとなり、優秀な時計職人たちが活路を求めたのがスイスとフランスをまたぐジュラ山脈地方で、これによりフランスの時計産業は生き残ることになり、さらにフランスの優れた時計職人がスイスの時計技術に与えた影響は多大なものがあります。

徹底したマニュファクチュールで、高精度な機械式時計を製造していたフランスですが、1970年初頭に起きたクォーツショックにより、大多数のメーカーが打撃を受け、ほぼ姿を消しつつありました。

そんな危機的状況を脱するべく、1973年に宝飾デザイナーのエミール・ペキニエが、生まれ故郷のフランス・モルトーに設立した機械式腕時計ブランドが「ペキニエ」です。

ペキニエは機械式腕時計の完全復活を目指し、完全なマニュファクチュール生産を創業から徹底、本社にはラボラトリー(研究開発室)を設置、日夜複雑機械式ムーブメントの研究を続け、理想とするムーブメントの完成のため開発と改良が現在も進められています。

そして2009年、これまで2世紀半に渡って受け継がれてきた、機械式ムーブメントの動力機構概念を打ち破る、新駆動方式「センターシャフト・ドライブ」を開発し、この新駆動方式を組み込んだ画期的な完全自社設計ムーブメントCalibre Royale(カリブル ロワイヤル)を発表、フレンチマニュファクチュールの完全復活を果たします。

ペキニエは伝統の機械式ムーブメントに拘りながらも、新たな発明を実現しフランス・マニュファクチュール・機械式腕時計のパイオニアとして世界中の腕時計マニアに愛用されているのです。

スイス製腕時計と並ぶ高い技術を誇るペキニエのコレクションも、基本となる定期的なメンテナンスを怠り使用を続けると、良好な状態を維持することはできず、ムーブメントの精度や動作・耐久性に異常をきたし、最悪の場合動作しなくなり時計としての価値を失うことになります。

腕時計にとって最悪の事態を避けるため定期的なメンテナンスは必須事項であり、特に防水検査を含んだオーバーホールは数あるメンテナンス作業の中でも基本中の基本といえ、数年に一度必ず行わなくてはならない重要な作業です。

現在、ペキニエのメンテナンス・オーバーホールについては、全国の正規輸入販売代理店が受付窓口となり、正規サービス・カリブルヴァンテアン株式会社が作業を担当する形です。

また、もろもろの事情から正規サービスを利用しない人も多く、そういった人は高い技術を持つ、信頼の置ける腕時計修理専門店に頼む方法もあり、おすすめの方法になります。

ここでは、ペキニエのオーバーホールについて、正規サービスと腕時計修理専門店の対応に関する違いを紹介していきます。

ペキニエの腕時計をすでに所有している方も、新たに購入を検討している人にも、有益な情報がありますので、是非この機会に読んでみてください。

ペキニエの腕時計を良好なコンディションで使用するには、どの時期でメンテナンスに出すべきか

フランス機械式腕時計の文化を見事に復活させ、徹底したマニュファクチュールで製造されているペキニエの腕時計を、良好な状態で使用するには、購入後どの時期でメンテナンスに出すべきなのでしょうか。

正規輸入販売店や正規サービス・カリブルヴァンテアン株式会社では、ペキニエの機械式ムーブメントは最低でも3~5年ごと、クォーツ式ムーブメントに関しても7~8年ごとに防水検査・オーバーホールが必要と推奨していますので、目安にしておくと安心でしょう。

正規サービスにペキニエのオーバーホールを依頼するとどの位の期間と料金がかかるのか

徹底したマニュファクチュールで製造された、高精度ムーブメントを搭載するペキニエの腕時計を良好に使用するため、正規サービスにメンテナンスを依頼する場合、どのくらいの期間と料金がかかるのでしょうか。

ここではペキニエの正規サービスオーバーホール料金を見てみることにしましょう。

ペキニエ腕時計搭載ムーブメント仕様 オーバーホール料金
クォーツ式ムーブメント(ノーマル) 30,800円~
クォーツ式ムーブメント(デュアルタイム) 42,900円~
クォーツ式ムーブメント(クロノグラフ) 42,900円~
クォーツ式ムーブメント(オートクォーツ) 修理・メンテナンス不可
機械式自動巻きムーブメント(ノーマル) 35,200円~
機械式自動巻きムーブメント(クロノグラフ) 53,900円~
機械式自動巻きムーブメント(パワーリザーブ付) 42,900円~
機械式手巻きムーブメント(ノーマル) 33,000円~
旧式モデル・限定モデル 要見積り

このような料金設定になっており、作業内容はムーブメントの分解・洗浄・調整、組立・注油・機能確認、防水検査・機能及び外観の最終検査です。

これらは経年劣化で磨耗した部品や破損部品の交換は含まれていませんので、注意が必要です。

納期については約1ヶ月~2ヶ月となっており、部品フランス取り寄せ・修理フランス本社送りの場合は、納期が長くなります。

また、正規サービスでメンテナンス・オーバーホールされたペキニエの腕時計には1年間の動作保証が付き、作業完了後のアフターサービスも行き届いています。

正規サービスにペキニエのオーバーホールを依頼するメリット

  • 日本正規担当サービスへ時計を預けるので安心感が高い
  • 修理の際交換部品については100%純正部品が適用される
  • 作業完了後1年間の動作保証が付きアフターサービスも万全

直接正規サービスへ問い合わせをしたい場合

正規輸入販売元:カリブルヴァンテアン株式会社 住所: 東京都中央区築地6丁目 4-5シティスクエア築地 8F TEL: 03-6206-2333

修理受付:ペキニエ オフィシャル アフターサービス「時計修理相談室」 住所:東京都港区浜松町1-22-7鶴栄ビル1F TEL:03-6826-8507

出典:カリブルヴァンテアン株式会社公式サイト

正規サービスより対応が柔軟でお得にオーバーホールしてくれる腕時計修理専門店とは

ペキニエの腕時計をオーバーホールする際、納期や料金等もろもろの事情で正規サービスを利用せず、他のオーバーホール先を探している場合は、優秀な技術を持った信頼の置ける腕時計修理専門店に依頼する方法がおすすめです。

時計修理専門店のメリットは正規サービスより安くオーバーホールの依頼ができること、デメリットは修理店によって時計修理の技術にバラつきがある事が挙げられます。

そのため優秀な技術を持った技術士へお願いするのがとても大切になります。

修理専門店によってオーバーホール料金にバラつきがありますが、平均相場を正規サービス料金と比較してみましょう。

ペキニエ腕時計搭載ムーブメント仕様 修理専門店 メーカー依頼
クォーツ式ムーブメント(ノーマル) 15,000円~(基本料金) 30,800円~
クォーツ式ムーブメント(デュアルタイム) 27,000円~(基本料金) 42,900円~
クォーツ式ムーブメント(クロノグラフ) 27,000円~(基本料金) 42,900円~
クォーツ式ムーブメント(オートクォーツ) 要相談・場合によっては不可 修理・メンテナンス不可
機械式自動巻きムーブメント(ノーマル) 20,000円~(基本料金) 35,200円~
機械式自動巻きムーブメント(クロノグラフ) 30,800円~(基本料金) 53,900円~
機械式自動巻きムーブメント(パワーリザーブ付) 30,800円~(基本料金) 42,900円~
機械式手巻きムーブメント(ノーマル) 13,000円~(基本料金) 33,000円~
旧式モデル・限定モデル 応相談・見積り 要見積り

このような料金設定で、正規サービス料金と比較しても、お得な料金になっており、魅力的です。

納期の方も正規サービスだと約1ヶ月~2ヶ月かかるところを3~4週間で納品してくれるので、かなり便利で利用しやすくなっています。

しかし、ペキニエの腕時計は優秀なスイス製やフランス自社製機械式ムーブメントを搭載しており、精密な複雑構造ですので、腕時計修理専門店へお願いする場合には、優秀な技術と施設を持ったお店へ依頼する必要があり、注意して修理店を選択することが大切になります。

本当に信頼の置ける高い技術を持った腕時計修理専門店を見つける方法

わが国日本は腕時計製造・修理に関して世界トップの技術を誇り、腕時計技術士の数も多く、選択に悩むほどの腕時計修理専門店があり一見、海外製複雑腕時計でも、簡単にオーバーホールや修理ができると考えがちです。

しかし、本当に信頼の置ける高度な技術を持った技術士のいる腕時計修理専門店となると、数は非常に少なく、見つけ出すのにかなり苦労することになります。

しかもコマーシャルや店舗の規模などでは、どこの修理店が高い技術を持っているのか、情報が少なすぎ、全く見当が付きません。

そういう場合には、インターネットやSNSで実際に修理店に依頼した人の口コミを見るとか、その修理店に在籍している腕時計技能士の、取得している資格に目を向けるのが賢明な方法です。

幸い日本では腕時計技術士が取得可能な国家資格があり、名称が時計修理技能士という資格で、目的は腕時計技術士の技術向上にあり、3級から資格がスタートし、2級、1級と段階が上がり、最上資格は1級時計修理技能士で、権威も高く最も取得困難な難易度の高い資格です。

特に1級時計修理技能士は上級資格として登録されている資格で、1級時計修理技能士が在籍している修理店は技術が高く信頼度が高いといえます。

しかし実際の作業で、必ず1級時計修理技能士が自分の腕時計を担当してくれる事にはならないので、店舗に来店した際には必ず担当技術士と面談を行い詳細を確認すると安心でしょう。

ペキニエの腕時計を腕時計修理専門店にオーバーホール依頼するメリット

  1. 正規サービスに比べ様々な点で融通が利き敷居が低く相談がしやすい
  2. 優秀で経験豊かな1級時計修理技能士が担当すれば正規サービスとオーバーホールの品質は同じ
  3. 納期も早く正規サービスよりお得にオーバーホールが可能

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  • 修理後の保証が1年間と安心
  • 交換部品があった場合にはメーカー純正部品を使用している
  • 見積・送料が無料

クラフトワーカーズでは、時計情報を記入するだけで複数の修理専門店の優秀な職人に、纏めて見積もりをとり、料金や納期を比較して選ぶことができるサービスです。在籍している職人は全員時計修理の資格を所有しているため一定の技術以上を持ち合わせた職人だけになります。

未熟な人間が時計をメンテナンスする事はありません。

1年間の保証が設けられメーカーより安い金額で優秀な職人にオーバーホールを行なってもらえるので、正規メンテナンスでないとイヤだ!という方でない限りは、是非使ってみてください。

職人を選ぶ事ができる仕組みは、時計修理業界初になります。
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正規サービス以外でペキニエの腕時計をオーバーホール依頼する場合は信頼の置ける優秀な腕時計修理専門店に依頼すると安心且つお得

ペキニエのような徹底してマニュファクチュールにこだわり、優秀なスイス製ムーブメントやフランスが誇るスイスと並ぶ高度な技術を用いた、完全自社製の機械式ムーブメントが搭載された腕時計を、オーバーホールするには正規輸入販売代理店を通して、正規サービスへ依頼するのが普通です。

しかし予算や納期などもろもろの理由から、正規サービス以外にオーバーホール先を探している場合には、優秀な腕時計修理専門店へ依頼するのがおすすめになります。

しかし、腕時計修理専門店の場合は、修理店によって技術にバラつきがあるので十分に注意し、検討した上で信頼の置ける優秀な修理店を選択することが特に重要です。

そのため事前にできる限りの情報を集め、腕時計修理専門店に関する基礎知識を十分に身に付けてから、間違いのない修理店を選ぶようにすることが必須となります。

依頼後に品質で後悔することの無いように、本当に信頼の置ける腕時計修理店を見つけ素晴らしい技術を持った、本物の腕時計修理技能士が行う高品質のオーバーホールを、ペキニエの腕時計で体験してください。

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