ボランティア活動で青年平和部隊に所属していた一人の青年、チャールズ・J・クリフォードは活動でペルーに滞在していた時に、インカ民族の儀式に使用される偶像「TUMI(トゥミ)」の成り立ちに大きな感銘を受けます。
「TUMI(トゥミ)」は未来に豊穣をもたらすという意味で、この偶像とそれにまつわるストーリーにいたく心を惹かれたチャールズ・J・クリフォードは1975年、南米製レザーバッグの輸入・また、快適な旅をサポートするバッグの製造・販売会社をアメリカに設立の際、このインカ民族儀式の偶像「TUMI(トゥミ)」の名を採用しました。
TUMI(トゥミ)のバッグは旅行用として優れた機能性・耐久性を持ち、その品質の高さからトラベラー・ビジネスマン等に愛用され、事業は順調に成長・拡大を遂げます。
その後、TUMI(トゥミ)は、トラベルバッグの分野では最高峰に位置するブランドに成長、精力的に新作コレクションを制作、1980年代に入るとそれまでのバッグ素材には無かった、柔らかく機能性に優れた新素材「バリスティックナイロン」を採用します。
この素材を使用したトラベルバッグは世界的大ヒットを記録し、1990年代には新たに先進的なブリーフケースのコレクションを発表、更なる発展を遂げる事になるのです。
現在はアメリカから海外に進出、ヨーロッパ・日本などに店舗をオープン、30ヶ国以上に店舗を構えるメガブランドとして多くの愛好者が存在します。
TUMI(トゥミ)バッグの大きな魅力は、素材に上質な天然皮革だけではなく「バリスティックナイロン」に代表される新素材を採用、機能的でバツグンの耐久性を誇るコレクションを創造している点にあります。
特に多くのカスタムパーツを使用し、伸縮式ハンドル・インラインスケート仕様ホイールを搭載した名作キャリーバッグ「トゥミホイール・ア・ウェイ」、そして現在では一般的となったブリーフケースを先駆けて提案した「トライ-フォールドガーメントバッグ」、デザインと機能性を融合した「Alpha Bravo」シリーズ等が有名です。
優れた職人による素材加工・縫製技術、さらに先進的なナイロン素材等が採用されたトゥミ・バッグコレクションですが、トゥミのバッグは厳選された上質な天然皮革・新素材の特殊ナイロン等が採用されているため、長く愛用するには日常のお手入れも大切です。
一度手に入れると手放せなくなる程、機能性が高く上質なトゥミのバッグは良好なコンディションで使い続けるため、壊れたり傷みが生じた場合正規ブティックに持ち込み、リペアサービスを受けることができます。
また、もろもろの事情から正規リペアサービスを利用しない人もおり、優秀な技術を持ったバッグ・皮革製品修理専門店に持ち込む人も多いです。
ここでは、トゥミのバッグについて、修理に対する正規サービスとバッグ・皮革製品修理専門店の対応に違いを紹介します。
お手持ちのトゥミ・バッグコレクションを修理・リペアすることをお考えの方は、この機会に是非読んでみてください。
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トゥミのバッグはどのくらい使い込むと修理・リペアが必要になるか
熟練した職人の技術により製造されたトゥミのバッグは、上質な天然皮革や特殊なナイロン素材を採用しており、毎日使用することで経年劣化や負荷の程度により年数が経つと、劣化による損傷・また使用している金具類も破損や傷みが生じてきます。
バッグの場合、主に経年劣化・傷みの生じやすい箇所は、持ち手・底部・ジョイント金具部品などです。
このような場合は傷みのある箇所をリペアすることになりますが、破れの場合は縫製のし直し、革部分のパーツ劣化・破損の場合はパーツを交換、金具パーツ類の損傷・劣化の場合は金具パーツを交換します。
トゥミの製品は全て定期的なメンテナンスを施しながら、長期間使用することを想定して製造されています。
ですので、日常使用する際のお手入れも重要ですが、購入から数年経過したバッグについては、修理・リペアの検討が必要です。
トゥミバッグの正規メンテナンスサービスとは
トゥミは製品に対する様々なアフターサービス・リペアサービスのためカスタマーサービスを設けており、所有しているユーザーが安心して使い続けることが可能な体制を取っています。
トゥミ正規カスタマーサービスは本物であることが確認できた製品については、フランス本社の工房と同じ優れた技術を持った専属職人が、本国から用意した純正の部材を使用し、丁寧且つ信頼の置ける作業で修理・リペアを行う形です。
申し込みは全国にあるトゥミ正規ブティックに持ち込み依頼するか、公式WebサイトにあるEメールアドレスから依頼し、正規サービス確認の上、トゥミ・リペアサービスセンターへ郵送する形になります。
料金は修理・リペア個所によって使用する部材や作業工程が異なるため、基本見積りとなりますが、公式サイトでは修理可能な箇所・概算料金をアナウンスしているため、ここではその詳細を見てみましょう。
トゥミバッグ正規サービス修理料金(目安として)
トゥミビジネスバッグ修理可能箇所 | 修理・リペア料金(目安・概算) |
---|---|
ハンドル交換(1本) | 16,500円~ |
ハンドル革グリップ交換(1本) | 6,600円~ |
スライダー交換 | 6,600円~ |
ファスナー交換 | 16,500円~ |
ファスナー引手(プラー)交換 | 1,650円~ |
ショルダーベルトバッグ側取付パーツ交換 | 8,800円~ |
ショルダーベルト肩当裏地交換 | 6,600円~ |
ショルダーベルトフックパーツ(ナスカン)交換 | 2,750円~ |
バックパック用ショルダーストラップ交換(1本) | 12,000円~ |
ライニング(内張り)交換(1ヶ所) | 13,200円~ |
その他・特殊修理 | 要見積り |
トゥミスーツケース修理可能箇所 | 修理・リペア料金(目安・概算) |
---|---|
伸縮式(ピックアップ)ハンドル交換 | 20,350円~ |
車輪(キャスター)交換(1ヶ所) | 7,150円~ |
トップ・サイドハンドル交換(1本) | 3,300円~ |
底脚(グライド)交換(1ヶ所) | 3,300円~ |
スライダー交換 | 6,600円~ |
ファスナー引手(プラー)交換 | 1,650円~ |
TSAロック交換 | 5,500円~ |
TSAロック開錠 | 5,500円~ |
その他・特殊修理 | 要見積り |
このような修理内容・料金例になっており、これらはあくまで目安・概算料金ですので、正式な料金・更に複雑な工程や修理箇所については全て預かり後見積りによる連絡です。
主な作業内容ですが、素材の違いによる補修・金属ファスナーが使用されている部品はファスナー交換や修復・金具部品は部品交換・修復、縫製については高度な独自技術で縫製されており、縫い目の修復や再縫製が施されます。
納期は見積りを含んで約2ヶ月~3ヶ月が目安で、修理・リペア内容や使用部品の在庫状況によってはアメリカ本社から部品取り寄せになるため、更に長期になりますので納期については依頼の際、十分余裕を見ることが重要です。
正規サービスへトゥミのバッグを修理・リペア依頼するメリット
- 日本担当正規サービスへ製品を預けるため安心感が高い
- 修理・リペアの作業で日本担当サービスに部品が無く、アメリカ本社より取り寄せ・あるいは特殊修理になる場合、納期がかなり長くなる
- 作業部品の有無・部品がアメリカ本社より取り寄せ・特殊修理などの場合は料金が高額になる可能性が高い
内容を直接正規サービスへ相談したい場合
トゥミ・リペアサービスセンター 住所:福島県福島市鎌田字町東2-3 TEL:0120-006-267 営業時間:10:00~17:00 土日祝日休み (修理受付は郵送のみ・来店持ち込みは不可)または公式サイト問い合わせフォームから入力の上、Eメールにて問い合わせ
:基本修理受付は全国のトゥミ正規取り扱いブティックが窓口
正規サービスより融通が利き依頼がしやすく料金もお得なバッグ修理専門店
トゥミのバッグを修理・リペアしたい場合、正規サービスは料金が高額・納期も長くなるなどの理由から、他の依頼先を探しているユーザーもおり、そういった際には優秀なバッグ修理専門店に依頼すると良いです。
バッグ修理専門店へ修理・リペアを依頼するメリットは料金が正規サービスよりお得な事、修理内容について融通が利く事、納期も早めに仕上がる事が挙げられます。
逆にデメリットは、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがあることが難点です。
修理専門店によって料金はバラつきがありますが、平均相場をトゥミ正規サービスと比較してみましょう。
トゥミビジネスバッグ修理可能箇所 | バッグ修理専門店修理・リペア料金(概算) | 正規サービス修理・リペア料金(目安・概算) |
---|---|---|
ハンドル交換 | 16,500円~(2本・概算) | 16,500円~(1本) |
ハンドル革グリップ交換 | 7,700円~(2本・概算) | 6,600円~(1本) |
スライダー交換 | 2,000円~(概算) | 6,600円~ |
ファスナー交換 | 11,000円~(概算) | 16,500円~ |
ショルダーベルトバッグ側取付パーツ交換 | 5,500円~(概算) | 8,800円~ |
ショルダーベルト肩当裏地交換 | 5,500円~(概算) | 6,600円~ |
ショルダーベルトフックパーツ(ナスカン)交換 | 2,000円~(概算) | 2,750円~ |
バックパック用ショルダーストラップ交換(1本) | 7,700円~(概算) | 12,000円~ |
ライニング(内張り)交換 | 1部屋/27,500円~(概算) | 1ヶ所/13,200円~ |
その他・特殊修理 | 応相談・要見積り | 要見積り |
トゥミスーツケース修理可能箇所 | バッグ修理専門店修理・リペア料金(概算) | 正規サービス修理・リペア料金(目安・概算) |
---|---|---|
伸縮式(ピックアップ)ハンドル交換 | 9,900円~(概算) | 20,350円~ |
車輪(キャスター)交換 | 11,000円~(4か所・概算) | 7,150円~(1か所) |
トップ・サイドハンドル交換(1本) | 3,300円~(概算) | 3,300円~ |
底脚(グライド)交換(1か所) | 3,300円~(概算) | 3,300円~ |
スライダー交換 | 2,000円~(概算) | 6,600円~ |
ファスナー引手(プラー)交換 | 4,400円~(ファスナー・引手交換全て込み・概算) | 1,650円~ |
TSAロック交換 | 13,200円~(概算) | 5,500円~ |
TSAロック開錠 | 3,300円~(概算) | 5,500円~ |
その他・特殊修理 | 応相談・要見積り | 要見積り |
このような料金設定で、正規サービスの対応と比べて全体的にお得な料金で気軽に依頼ができます。
ただ、ハンドル交換・皮グリップの交換、スーツケースのサイドハンドル・底部(グライド)交換などは素材にかかるコストにあまり差が無い為、価格がほぼ同じです。
さらにスーツケースのTSAロック交換は特殊部品になっており、純正パーツがバッグ修理専門店では調達が難しくコスト高なので、料金は正規サービスがお得になっています。
また、スーツケースのライニング(内張り)交換は、正規サービスでは構造上できませんという回答なので、バッグ修理専門店に相談してみるのも一つの方法と言えます。
納期の方は正規サービスだと見積り込みで約2~3ヶ月が目安ですが、バッグ修理専門店の場合、基本約4~5週間で納品してくれるので、便利で利用しやすいです。
依頼の際、注意点としては、トゥミのバッグ・スーツケースは非常に高度な技術で製造され、素材も上質な天然皮革・特殊ナイロン等を使用しているため、良い評判と実績を持った優秀な修理専門店を選ぶ事が大切です。
バッグ修理専門店を利用する場合優れた職人が在籍するお店を選ばなくてはいけない理由とは
トゥミに限らず、有名ブランドのバッグ類を修理・リペアする場合は、必ず優れた技術を持った職人が在籍する修理店を選ぶ事がとても重要になります。
なぜなら、バッグ修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれたバッグの状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
トゥミバッグの修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能です。
トゥミのバッグ・スーツケースをバッグ修理専門店に修理・リペア依頼するメリット
- 正規サービスと比較して料金がお得・納期も早く気軽に依頼が可能
- トゥミのバッグを修理・リペアした経験が豊富で技術の高い職人が担当すれば高品質な仕上がりが期待できる
- 経験豊かな職人ならば正規サービスではできない修理など細かい点まで相談でき優れた提案もしてくれ良心的
おすすめしたい、ブランドバッグ修理専門店2選
お伝えしたように、修理専門店では正規サービスよりも費用を抑えたる事ができます。また手元に戻ってくる期間も早いです。
メンテナンス料金を抑えたい人や急ぎという人は、修理専門店への依頼がおすすめです。
ここでは、技術が高く費用を抑えられ納期も早めなブランドバッグ修理専門店を2選紹介させて頂きま
す。
創業60年を超える(リナビス)

リナビスは創業60年を超える宅配クリーニング専門店です。
衣類や布団のクリーニングも行っていますが、その技術を生かしブランドバッグのメンテナンスも行っています。
こんな事でお困りの方におすすめ
- シミや汚れ・色移り
- キズ・剥げ・破れ・日焼け
- 金具やファスナーなどの破損や劣化
選ばれる4つのポイント
- 分かりやすい料金プラン
- 熟練職人による高品質なメンテナンス
- 4,000件以上の実績
- カラーチェンジや修理にも対応
創業から60年の歴史と、熟練した職人がひとつひとつ丁寧に手作業でメンテナンスしてくれます。
「バッグ・鞄コース」「靴コース」「財布・小物コース」など、各コースごとに分かれておち料金表が分かりやすいのでまずはチェックしてみてください。
修理専門店 REPAIR-SHOP HIRAISHIYA

REPAIR-SHOP HIRAISHIYAは創業80年を超えるブランドバッグ財布の修理専門店です。
様々なブランド品の修復を行っていますが、ルイヴィトンの修理では修理業界で1番の実績があります。
こんな事でお困りの方におすすめ
- 色落ちや色抜け(染め直し補色)
- ほつれや破損
- 染みや汚れ
選ばれる3つのポイント
- 専門修復師が在籍
- ブランドバッグ・財布に特化した修理専門店
- 事前に無料カウンセリングが可能
鞄を送る事前に無料カウンセリングが受けれるので、おおよその料金が分かり安心できます。
また、日々実績が投稿されているので、どのくらいのメンテナンスを行ってもらえるのかイメージしやすいです。
トゥミのバッグを修理・リペアしたい場合正規サービスより優秀な実績を持つバッグ修理専門店の方がお得で安心
トゥミのように上質な天然皮革・特殊ナイロン等を素材に使用し、熟練した職人によって高品質に仕上げられたバッグの、長年の使用で壊れた個所を修理・リペアしたい場合、通常は正規品取り扱い直営ブティックを通して正規トゥミ・リペアサービスセンターに依頼する事になります。
ですが、料金や納期などもろもろの事情から、正規サービス以外の依頼方法を探している方は、優秀な実績を持ち、経験値・技術の高いバッグ修理専門店に依頼するのがおすすめです。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがある為、良く調べた上で良質な修理店を見つける事が肝心です。
依頼後、仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置けるバッグ修理専門店を選択し、愛用のトゥミ・バッグコレクションを購入時のように美しくリニューアルしましょう。