2022.8.9

2022.8.9

チュードル(チューダー)・プリンスデイトのオーバーホール料金や納期は?正規サービスと腕時計修理専門店の比較、どちらがおすすめ?

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チュードル/TUDUR
チュードル、プリンスデイトのオーバーホール

1936年、ロレックスの創業者であるハンス・ウイルスドルフが正式に市場へ投入したセカンドブランドがチュードル(チューダー)で、部品であるオイスターケースや文字盤などは本家ロレックスと同じものを使用しています。

ポイントになるのがムーブメントで、ロレックス自社製の使用を避け、当時ロレックスと取り引きがあった、スイス・ETA社の汎用ムーブメントを採用することでコストダウンに成功します。

これにより本家ロレックスよりも低価格で販売することが可能になり、チュードル(チューダー)は一般ユーザーの好意的支持を獲得し、ヒットモデルを連発し、注目ブランドとして認知されることになるのです。

結果としてはチュードル(チューダー)のヒットで、本家ロレックスの評価はより高まることになり、ロレックスは現在世界最高の腕時計ブランドの名誉を獲得します。

そんなチュードル(チューダー)のコレクションで1952年に生産が開始されたオイスタープリンスは、ロレックスのオイスターケースを採用した普及モデルで、これを基盤として後に発表されたコレクションがプリンス デイトです。

ドレスウォッチとしての立ち位置であった プリンス デイトは、オイスタープリンスよりも一回り小振りな34mmケースを採用し、ロレックス パーペチュアルデイトを模したタイムレスなデザインは、多くのファンを獲得し、ヒットモデルとなります。

1990年代に入り、チュードル(チューダー)が独自路線を取り、ブラックベイなどのオリジナルコレクションに移り変わるとともにプリンス デイトはディスコンになり、製造を終了しますが、コレクター間では人気が高く、レアなモデルとして高値で取引されています。

ですので、すでに現行から外れているチュードル(チューダー)プリンス デイトは、定期的なメンテナンスを怠り使用を続けた固体や経年劣化が激しい時計になると、最高のコンディションを発揮することはできず、精度や動作に異常をきたし、最悪の場合動かなくなってしまい基本的な役割を果すことができません。

このような事態を避けるために定期的なメンテナンスは必須事項であり、特にオーバーホールは数あるメンテナンス作業の中でも基本中の基本といえ、数年に一度必ず行わなくてはならない作業になります。

現在、チュードル(チューダー)のメンテナンス・オーバーホールについては、全国の正規輸入販売代理店・チューダーブティックが受付窓口となり、正規チューダーサービスセンター、そして代行で日本ロレックスのサービスセンターも作業を担当する形です。

また、込み入った事情から正規サービスを利用しない人も多く、そういった人は優秀な技術を持っている腕時計修理専門店に頼む方法もあり、おすすめの方法になります。

ここでは、チュードル(チューダー)プリンス デイトのオーバーホールについて、正規サービスと腕時計修理専門店の対応に関する違いを紹介していきます。

プリンス デイトの腕時計をすでに所有している方も、中古市場を探している人にもためになる情報がありますので、是非この機会に目を通してください。

チュードル(チューダー)プリンス デイトを良好に使い続けるにはどのくらいの期間でオーバーホールするべきか

外注とはいえスイスETA社製の優秀なムーブメントを採用し、すでにディスコンとなっているチュードル(チューダー)プリンスデイトは、良好に使い続けるためにどのくらいの期間で、メンテナンスに出す必要があるでしょうか。

チューダー正規販売店や正規チューダーサービスセンター・作業代行の日本ロレックスではチュードル(チューダー)の機械式手巻き式・自動巻きムーブメントは最低でも4~5年ごとにオーバーホールが必要と推奨しています。

正規サービスにチュードル(チューダー)プリンス デイト のオーバーホールを依頼するとどのくらいの期間と料金がかかるのか

すでにディスコンとなっているにもかかわらず、現在もコレクターの間で人気の高いチュードル(チューダー)プリンスデイトは、 正規サービスのチューダーサービスセンターにオーバーホールを依頼するとどのくらい時間がかかり、料金はいくらになるのでしょうか。

正規サービスでは基本的にコレクションに対して修理・部品交換用のパーツの保持期限が定められており、チュードル(チューダー)の場合は、製造終了後25年と決まっています。

そのため、すでに生産が終了しているチュードル(チューダー)プリンスデイトは、純正部品の保有期間を過ぎており、もし正規サービスへオーバーホールを依頼した場合、モデルによってはオーバーホールを断られるか、現在の最新部品に交換される可能性が高いです。

参考までに現在のチューダーサービスセンターオーバーホール料金を紹介します。

プリンスデイト仕様 オーバーホール料金
機械式ムーブメント(デイト付き) 39,600円

このような料金設定になっており、これはあくまで最新部品を使用し、現行モデルの機械式ムーブメントを搭載したコレクションの料金なので、プリンスデイトに必ずしも当てはまるものではありません。

モデルの年代によっては修理不能とされるケースもあり得るので、正規サービスにプリンスデイトのようなアンティークモデルをメンテナンスに出す際には、十分な注意が必要です。

一例ですが、本家ロレックスの場合は、アンティークモデルで部品保有期間を過ぎたものはすべてスイス本社送りになり、莫大な料金がかかり、さらに納期も1年以上かかるということですので、チューダーサービスセンターも同様の扱いになることを想定しなくてはなりません。

また、文字盤や針、インデックスの塗装に関しても最新部品の交換になるため、アンティークとしての資産価値が下がってしまうことも承知する必要が出てきます。

正規サービスへプリンスデイトのオーバーホールを依頼するメリット

  • 日本正規代理店に預ける形になるので安心感がある
  • 並行輸入品の場合でも正規品と同じ扱いで受付・オーバーホール可能
  • オーバーホールに関して2年間の防水・動作保証書が付きアフターが良い

直接正規サービスへ問い合わせをしたい場合

チューダーブティックBOLTE銀座 東京都中央区銀座7-5-4 ☎ 03-6263-8474

出典:チューダーのアフターサービス

代行修理問い合わせ

日本ロレックス〒100-8345 東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビル ☎ 0120-929-570

出典:ロレックスのアフターサービス

正規サービスよりも臨機応変に対応してくれ格安でオーバーホールしてくれる腕時計修理専門店

チュードル(チューダー)プリンスデイトをオーバーホールする際、部品保有期間が過ぎたアンティークモデルなっているため正規サービス以外に方法を探している場合、優秀な技術を持った腕時計修理専門店を選択する方法がおすすめです。

時計修理専門店のメリットは正規サービスより安くオーバーホールの依頼ができること、デメリットは修理店によって時計修理の技術にバラつきがある事が挙げられます。

そのため優秀な技術を持った技術者へお願いするのが重要です。

修理専門店によってオーバーホール料金にバラつきがありますが平均相場を現行の正規料金と比較してみましょう。

プリンスデイト仕様 修理専門店 メーカー依頼
機械式ムーブメント(デイト付き) 22,000円 39,600円

このような料金設定になっており、正規チューダーサービスと比較するとかなりお得な料金設定です。

納期の方も正規サービスだと最速で約一ヶ月半以上かかるところを2~3週間で納品してくれるので、かなり便利です。

またチューダー正規サービスの部品保有期間は製造中止から25年と決まっているので、アンティークモデルは正規サービスだと新型に部品が交換されてしまいますが、腕時計修理専門店の場合修理店によってはオリジナルの部品を持っている場合があるので、修理に融通が利きオリジナルの価値を下げずに済むことがあります。

しかしチュードル(チューダー)プリンスデイトに搭載されている機械式ムーブメントはスイスのETA社製で精密な構造になり、経年劣化も進んでいる場合が多く、腕時計修理専門店へお願いする場合には優秀な技術を持った修理店へ依頼する必要があり、注意して修理店を選ぶことが必須です。

本物の高度な技術を持った技能士が在籍する優秀な腕時計修理専門店に出会う為には

幸いなことにわが国日本は腕時計修理に関して世界一の技術を持ち、外国よりも腕時計修理専門店の数も多く、選択に迷うほどの店舗数があり、簡単に依頼ができると思いがちです。

しかし、本当に信頼の置ける技術を持った腕時計修理専門店となると、数は非常に少なくなり、見つけ出すのにかなり苦労する事になります。

コマーシャルや店舗の規模などではどこの修理店が良いのか全く分からず、そういった場合にはインターネットやSNSで実際に修理店に依頼した人の口コミを見るとか、その修理店に在籍している腕時計技能士の、取得している資格に目を向けて見ると良いです。

そのために日本には、腕時計の修理技能士に国家資格があり、腕時計修理技能士という資格です。

時計技術士のレベルアップが目的で、3級から資格があり、2級、1級とランクが上がっていきます。

特に1級腕時計修理技能士は上級資格として登録されている資格なので、1級腕時計修理技能士が在籍している店舗は技術力が高くかなり信頼度が高いといえます。

しかし実際の作業で必ず1級腕時計修理技能士が自分の腕時計を担当してくれるとは限らないので、修理店に来店した際には詳細を必ず確認することが賢明な方法です。

チュードル(チューダー)の腕時計を腕時計修理専門店にオーバーホール依頼するメリット

  1. 正規サービスと比べて納期や部品などかなり融通が利き敷居が低く依頼しやすい
  2. 優秀な1級腕時計修理技能士が担当すれば正規サービスと質は変わらない
  3. 納期も早く料金が正規サービスよりお得で部品の無い古いモデルでもオーバーホールできる

腕時計修理専門店への依頼なら
クラフトワーカーズがオススメ!

腕時計修理専門店へ依頼を考えているのであればクラフトワーカーズがオススメです。
クラフトワーカーズでは以下のような特徴があります。
  • 複数の修理専門店にまとめて見積もりがとれる
  • メーカーやデパートよりも料金が安い
  • 最短で3週間と納期が早い
  • 担当する職人が選べる
  • 時計修理技能士1級など全ての職人が資格を保持
  • 修理後の保証が1年間と安心
  • 交換部品があった場合にはメーカー純正部品を使用している
  • 見積・送料が無料

クラフトワーカーズでは、時計情報を記入するだけで複数の修理専門店の優秀な職人に、纏めて見積もりをとり、料金や納期を比較して選ぶことができるサービスです。在籍している職人は全員時計修理の資格を所有しているため一定の技術以上を持ち合わせた職人だけになります。

未熟な人間が時計をメンテナンスする事はありません。

1年間の保証が設けられメーカーより安い金額で優秀な職人にオーバーホールを行なってもらえるので、正規メンテナンスでないとイヤだ!という方でない限りは、是非使ってみてください。

職人を選ぶ事ができる仕組みは、時計修理業界初になります。
クラフトワーカーズの評判を確認する

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実際にオーバーホールを行う職人とダイレクトにやり取りができるので、不安な事、疑問点を直接職人に聞き解決してから、安心して依頼できます。

           

オーバーホールをご検討の方へ

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安心して依頼ができます。

              クラフトワーカーズの特徴            
  • 修理料金を
    比較できる

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    料金比較ができます。

  • 安心して
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    着払いで修理店へ送るだけ。

       
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正規サービス以外にチュードル(チューダー)プリンスデイトのオーバーホールを依頼する場合は信頼の置ける優秀な技術を持った腕時計修理専門店が親切でお得

チュードル(チューダー)プリンスデイトのようにすでにアンティークウォッチの域に入り、ムーブメントも経年劣化している腕時計をオーバーホールするには正規チューダーサービスへ依頼するのが通常になります。

しかしもろもろの事情で正規サービス以外を利用する場合には、技術の高い優秀な腕時計修理専門店へ依頼するのがおすすめの方法です。

しかし、腕時計修理専門店の場合は、修理店によって技術にバラつきがあり十分注意し、検討した上で依頼する修理店を選択する必要があります。

そのため事前にできる限りの情報を集め、腕時計修理専門店に関する知識を十分に身に付けてから、修理店を選ぶようにすることが重要になります。

依頼後に後悔することの無いように、本当に信頼の置ける腕時計修理店を見つけて、素晴らしい技術を持った本物の腕時計修理技能士との出会いを実現しましょう。

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