我が国日本でも旧石器時代から獣の革(天然皮革)は人間の生活に深く浸透しており、衣服や敷物など様々なものに加工する技術を習得していました。
時が経ち現代になって、皮革加工はより洗練された技術となり、製品化されているものは財布・靴・レザーウェアなど多岐に渡ります。
元来モノ作りに優れた才能や技術を発揮する日本人は、長い歴史の中で研鑽を怠らず、日本には数多くの優秀な皮革加工職人が存在します。
1917年(大正6年)、創業者の味岡淳太郎が東京・中央区日本橋に皮革小物類の製造卸販売業を主とする「味岡順太郎商店」を設立、当時日本人の服装が和装から洋装に変化した時期でもあり、味岡順太郎商店の販売する皮革小物は大いに注目を集めました。
業績を順調に伸ばした味岡順太郎商店は日本橋浜町に本社を移設、名称を「株式会社味岡」に変更します。
1973年に自社開発製品を発表、ブランド名を「D’ARGENT」と制定、このレザーアイテムコレクションは高い評価を獲得します。
そして1999年、オリジナルブランドとして「GANZO」を立ち上げ、製造工程・素材選びに一切の妥協をしないGANZOのレザーグッズは大ヒットを記録、名実ともにレザーアイテムのトップブランドとして認められるのです。
現在、社名を「株式会社AJIOKA.」に変更、徹底した職人気質と素材選びの拘り、ミニマルで無駄を省いたデザインがユーザーを魅了、レザーアイテムのトップブランドとして君臨しています。
GANZOのレザーアイテムは多岐にわたりますが、メインアイテムとして評判なのが財布で、一生モノの素材・製法・加工による高い耐久性能で他の追随を許しません。
中でも革小物にはあまり向かなかったコードバンを、独自の水染め技法により芸術的な加工を施し、最上の財布に仕上げた「コードバーン」シリーズ、馬革のコードバンを高度な加工技術で仕上げた銘品「コードバン・オーセンティック」、外装にブライドルレザー、内装にはショルダーヌメを贅沢に使用し、経年劣化による白い粉「ブルーム」が絶妙な味わいを醸し出すハイブリッド仕様の財布「シンブライドル」などが有名です。
優れた職人による独自の素材加工・高い縫製技術、シンプルで普遍的なデザインのガンゾ・財布アイテムですが、ガンゾの財布は厳選された上質な天然皮革に独自の加工を施した素材が採用されているため、雨や水分が付着した場合は乾いた柔らかい布でふき取り、専用のワックスを使用するなど、日常のお手入れも大切です。
ガンゾの財布は永く良好なコンディションで使い続けられるよう、壊れたり傷みが生じた場合、東京・大阪にある直営店・または百貨店・正規取り扱い店に持ち込みリペアサービスを受けることができます。
また、もろもろの事情から正規リペアサービスを利用しない人もおり、優秀な技術を持つ皮革製品修理専門店に持ち込む人も多いです。
ここでは、ガンゾの財布について、修理に対する正規サービスと皮革製品修理専門店の対応に違いを紹介します。
お手持ちのガンゾ財布アイテムを修理・リペアすることをお考えの方は、この機会に是非読んでみてください。
Contents
ガンゾの財布アイテムは購入後どのタイミングで修理・リペアが必要になるのか
熟練した職人により丁寧に製造されたガンゾの財布アイテムは、上質な天然皮革に独自加工を施した素材を採用していますが、毎日使用することで経年劣化や負荷の程度により、劣化による損傷・また使用している金具類も破損や傷みが生じてきます。
財布の場合主にトラブルとなるのはステッチのほつれや切断、ファスナー・ボタンなど部品の傷みや損傷、外側・内側の傷みや破れなどが多いです。
このような場合は傷みのある箇所をリペアすることになりますが、破れの場合は縫製のし直し、革部分のパーツ劣化・破損の場合はパーツを交換、金具パーツ類の損傷・劣化の場合は金具パーツを交換します。
ガンゾの財布アイテムはは全て定期的にメンテナンスを実施し、長期間愛用されることを想定して製造されており、日常使用する際のお手入れも重要ですが、購入から数年経過し、傷みが生じた財布については、早急に修理・リペアの検討が必要です。
ガンゾ・財布の正規メンテナンスサービスについて
ガンゾの製造元である株式会社AJIOKAは、製品に対する様々なアフターサービス・リペアサービスのため修理・リペア部門を設けており、所有しているユーザーが安心して使い続けることが可能な体制を整えています。
修理・リペア部門は本物であることが確認できた製品については、製造工房と同じ優れた技術を持った専属職人が、純正の部材を使用し、丁寧且つ信頼の置ける作業で修理・リペア作業を行います。
ガンゾの修理・リペアは対外的に明確な料金を提示していないため、基本は受付窓口である東京・大阪のガンゾ直営店または百貨店・正規取り扱い店が製品をいったん預かり、見積りを出した後に作業を進める形です。
料金は修理・リペア個所・モデル種類によって使用する部材や作業工程が異なるため、製品預かり後の連絡となります。
しかし、ガンゾ直営店・または百貨店・正規取り扱い店に修理箇所を措定して質問すれば、概算の目安料金を教えてくれるので、正規サービスの修理目安料金を見てみましょう。
一例:ガンゾ・コードバン長財布の場合
| ガンゾ・コードバン長財布の修理可能箇所 | 正規サービス修理料金(概算・目安) |
|---|---|
| ラウンドファスナー交換 | 5,000円~ |
| ほつれ補修(2ヶ所の場合) | 3,800円~ |
| その他 | 要見積もり |
このような概算料金になっていますが、あくまで目安であり基本は製品預かり後見積もりとなります。
また納期については最速で約1ヶ月~となっており、特殊修理や修理部品の在庫状況によっては納期が長期に渡る可能性があるので依頼の際注意が必要です。
以上のような理由から、ガンゾの財布を正規サービスに修理・リペアを依頼する場合は、予算・納期は十分に余裕を持った方が良いでしょう。
正規サービスへトッズガンゾの財布を修理・リペア依頼するメリット
- ガンゾ直営店へ製品を預けるため依頼の際安心感がある
- 料金・納期は基本製品預かり後連絡となるので注意
- 特殊修理や修理部品の在庫状況によっては納期がかなり長くなる
内容を直接問い合わせ・相談したい場合
東京に3店舗・大阪に1店舗・計4店舗あるガンゾ直営店、または全国の百貨店や正規取り扱い店に問い合わせ 一例:GANZO・本店(直営店) 住所:東京都渋谷区神宮前5-2-7 TEL:03-5774-6830 営業時間:11:00~20:00 不定休
公式ウェブサイト・GANZOオンラインストアで購入の製品はGANZO公式サイト・修理について欄から必要事項記入の上、TELまたはEメールで問い合わせ: TEL:03-6861-3169 Eメールアドレス:ganzo-net@ajioka.jp 受付時間:9:30~17:45
注:店舗購入の製品は購入した店舗に依頼
正規サービスより依頼がしやすく料金もお得な皮革製品修理専門店
ガンゾの財布を修理・リペアしたい場合、正規サービスは製品を預かり後見積りになり料金が高額・納期も長くなるなどの理由から、他の依頼方法を探しているユーザーもおり、そういった際には優秀で実績のある皮革製品修理専門店に依頼すると良いです。
皮革製品修理専門店へ修理・リペアを依頼するメリットは料金が正規サービスよりお得な事、修理内容について融通が利く事、納期も早めに仕上がる事が挙げられます。
逆にデメリットは、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラつきがあることが難点です。
修理専門店によって料金はバラつきがありますが、修理・リペアの平均相場を見てみましょう。
| ガンゾ財布修理可能箇所 | 皮革製品修理専門店/修理・リペア料金(概算) |
|---|---|
| スライダー交換 | 3,240円~(概算) |
| ラウンドファスナー交換 | 5,400円~(概算) |
| 内装交換・修理 | 10,800円~(概算) |
| 破れ補修(1ヶ所につき) | 1,080円~(概算) |
| その他 | 応相談・要見積り |
このような概算料金設定で、正規サービスの対応は基本見積りなので料金がすぐ分かりませんが、皮革製品修理専門店の場合、箇所ごとに概算の基本料金が設定されており魅力的です。
納期の方も正規サービスだと製品預かり後連絡・目安として最速約1ヶ月~となりますが、基本約3~4週間で納品してくれるので、便利で利用しやすくなっています。
ただし、注意点として、ガンゾの財布は非常に高度な技術で製造され、素材も厳選された上質な天然皮革を使用しているため、良い評判と実績を持った優秀な修理専門店を選ぶ事が大切です。
ガンゾの財布を皮革製品修理専門店に修理・リペア依頼するメリット
- 正規サービスよりも料金がお得・納期も早く気軽に依頼できる
- ガンゾの財布を修理・リペアした経験が豊富で技術の高い職人が担当すれば高品質な仕上がりが期待できる
- 経験豊かで優秀な職人であれば細かい点まで相談でき優れた提案もしてくれるので良心的
皮革製品修理専門店を利用する場合優れた職人が在籍するお店を選ばなくてはいけない理由
ガンゾに限らず、有名ブランドの財布を修理・リペアする場合は、必ず優れた技術を持った職人が在籍する修理店を選ぶ事がとても大切になります。
なぜなら、皮革製品修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれた財布の状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
ガンゾ革製品の修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能です。
そのため、修理専門店の情報をできる限り集めて、さらにインターネットによるお店の口コミやSNS等の情報を参考に、来店の際は職人に相談して、信頼できるお店かどうか見極めることが重要になります。
おすすめしたい、財布・バッグ修理専門店2選
お伝えしたように、修理専門店では正規サービスよりも費用を抑えたる事ができます。また手元に戻ってくる期間も早いです。
メンテナンス料金を抑えたい人や急ぎという人は、修理専門店への依頼がおすすめです。
ここでは、技術が高く費用を抑えられ納期も早めなブランドバッグ修理専門店を2選紹介させて頂きます。
創業60年を超える(リナビス)

リナビスは創業60年を超える宅配クリーニング専門店です。
衣類や布団のクリーニングも行っていますが、その技術を生かしブランドバッグのメンテナンスも行っています。
こんな事でお困りの方におすすめ
- シミや汚れ・色移り
- キズ・剥げ・破れ・日焼け
- 金具やファスナーなどの破損や劣化
選ばれる4つのポイント
- 分かりやすい料金プラン
- 熟練職人による高品質なメンテナンス
- 4,000件以上の実績
- 他ではやっていない染め直しにも対応
創業から60年の歴史と、熟練した職人がひとつひとつ丁寧に手作業でメンテナンスしてくれます。
「バッグ・鞄コース」「靴コース」「財布・小物コース」など、各コースごとに分かれておち料金表が分かりやすいのでまずはチェックしてみてください。
修理専門店 REPAIR-SHOP HIRAISHIYA

REPAIR-SHOP HIRAISHIYAは創業80年を超えるブランドバッグ財布の修理専門店です。
様々なブランド品の修復を行っていますが、ルイヴィトンの修理では修理業界で1番の実績があります。
こんな事でお困りの方におすすめ
- 色落ちや色抜け(染め直し補色)
- ほつれや破損
- 染みや汚れ
選ばれる3つのポイント
- 専門修復師が在籍
- ブランドバッグ・財布に特化した修理専門店
- 事前に無料カウンセリングが可能
鞄を送る事前に無料カウンセリングが受けれるので、おおよその料金が分かり安心できます。
また、日々実績が投稿されているので、どのくらいのメンテナンスを行ってもらえるのかイメージしやすいです。
ガンゾの財布を正規サービス以外で修理・リペアしたい場合優秀な実績・優れた技術を持つ職人が在籍する革製品修理専門店の方がお得で安心
ガンゾのように厳選された上質な天然皮革を使用・加工し、熟練した職人の手によって丁寧に仕上げられた財布の、長年の使用で壊れた個所などを修理・リペアしたい場合、通常は東京・大阪に計4店舗あるガンゾ直営店・または全国の百貨店や正規取り扱い店を通して正規修理担当サービスへ依頼する事になります。
ですが、料金や納期などもろもろの事情から正規サービス以外の依頼方法を探している方は、優秀な実績を持ち、経験値・技術の高い皮革製品修理専門店に依頼するのがおすすめです。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがある為、良く調べた上で良質な修理店を見つける事が肝心です。
依頼後、仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置ける皮革製品修理専門店を選択し、愛用のガンゾ財布アイテムを購入時のような状態に、美しくリニューアルしましょう。