2025.5.22

バッグ・鞄の縫い目ほつれを修理する際の作業内容は?修理料金や納期について

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バッグ裏地を修理する場合の作業内容とは

合成や天然皮革・化繊素材など様々な素材が使用され、型紙から裁断・縫製を行う事で製造されている鞄・バッグですが、鞄バッグのデザインや耐久性を決める重要な工程が縫製、裁断された素材の縫い合わせです。

縫製・縫い合わせの技法は大きく分けて、袋状に縫った生地を裏返し縫い目が見えないようにする「インステッチ」、インステッチで縫った生地の縫い目を、裏返してからもう一度縫う「アウトステッチ」、縫い合わせの部分をバイアステープと呼ばれる布で包み縫う「バイアス縫製」などがあります。

どの技法も鞄・バッグのデザインや耐久性の向上、仕上がりを良く見せるためなどの用途に応じて施されます。

使われる素材や縫製・縫い合わせの技法によっても変わってきますが、専用の糸を使用し縫い上げていくことは同じで、鞄・バッグの形状・デザインを決定するとともに、使用頻度が高い鞄・バッグの耐久性を向上する意味合いがあります。

しかし、どの技法で縫製された鞄・バッグでも、経年劣化や使用法によって傷みが生じる事は避けることができません。

中でも縫製した縫い目がほつれてしまい、糸が飛び出てしまう・糸が切れた事で縫い目からほどけてしまう・などの症状が出ると、鞄・バッグの外観を損ねたり、最悪使用できなくなる事もあります。

自分で糸を用意して縫い直す・瞬間接着剤で応急処置する人もいますが、却って症状を悪化させ、取り返しのつかないことになるので、専門の技術を持つ業者にお願いするのが鉄則です。

通常、所有している鞄・バッグの縫い目ほつれ等のトラブルを修理・メンテナンスするには、鞄・バッグ製造専門メーカー・所有ブランドの正規販売店を通して正規メンテナンス工房、正規カスタマーサービスに作業を依頼します。

逆に、もろもろの事情からあえて正規メンテナンス工房・正規カスタマーサービスは利用せず、優秀な技術を持つ職人が在籍する皮革製品修理専門店に作業を依頼する人も多く、おすすめの方法です。

ここでは、鞄・バッグの縫い目ほつれトラブルが生じた場合の、正規メンテナンス工房・正規カスタマーサービス、皮革製品修理専門店の作業内容や修理料金・納期等について紹介して行きます。

お手持ちの愛用鞄・バッグが縫い目ほつれトラブルに見舞われお困りの方は、是非この機会に目を通してください。

鞄・バッグの縫い目がほつれる症状と修理の作業内容について

鞄・バッグの縫い目がほつれてしまう原因にはいくつかの要因があります。

ここからは、鞄・バッグの縫い目ほつれの症状と、修理を施す際の作業内容について見てみましょう。

  • 生地の縫い合わせがほつれている

第一に多いのが生地の縫い合わせがほつれてしまう症状です。

多くの場合、鞄・バッグ内側の生地がほつれている症状で、外見には見えないですが、収納面や鞄・バッグそのものの耐久性に影響が出ます。

作業内容としては、症状を悪化させないための補強作業・縫いこみを施すことになります。

第二に鞄・バッグ外側の生地がほつれた症状で、これは外観に大きな影響を及ぼし、内側よりも症状の悪化が進むので、至急処置する事が必須です。

これも作業としては、症状を悪化させないための補強作業・縫いこみを施します。

特に縫込みは優れた技術を要しますので、製造専門メーカーや鞄・バッグの正規ブランドサービス・優秀な技術を持つ皮革製品修理専門店に預けた方が良いです。

  • 縫い合わせ以外がほつれて穴があいた

あと、起こりえるのが、生地全体の強度が落ち、ほつれを生じて生地に穴が開いてしまう症状です。

これは、本体の生地そのものが劣化しているので、そのまま使用し続けるとほつれがどんどん広がり、最悪の場合手に負えない状況になります。

自分で穴の部分に布当てをする人もいますが、結局その場しのぎで解決する事はできません。

専門の技術を持つ業者の場合は作業として生地の部分交換または生地を丸ごと好感する事になります。

この作業は専門的な技術や素材が必要ななので、やはり製造専門メーカーや鞄・バッグの正規ブランドサービス・優秀な技術を持つ皮革製品修理専門店に預けた方が確実です。

鞄・バッグ製造専門メーカー・海外高級ブランドの鞄・バッグ縫い目ほつれ修理の料金・納期について

鞄・バッグの縫い目ほつれは、通常製造専門メーカー・あるいは所有しているブランド正規サービスに預けるのが確実です。

製造専門メーカー・ブランド正規サービスに修理・メンテナンスを依頼するメリットは、製造元に製品を預ける安心感の高さ・専門の職人が作業を担当することなどが挙げられます。

逆にデメリットはほとんどの製造専門メーカー・ブランドが事前に料金の確認ができず、製品預かり後見積りになる事・納期も見積り後の連絡となる事です。

しかし、一例ですが、ルイヴトンでは公式サイトで目安料金を開示しており、縫い直しの部分的なものについては10,340円~(概算)で受付しています。

その他症状は他と同じく要見積りとなるため、有名ブランドや鞄・バッグ製造専門メーカーの場合は事前に金額や納期を知る事は難しくなっています。

所有している鞄・バッグの修理・メンテナンスを、製造専門メーカーやブランド正規サービスに依頼する場合は、予算や納期に十分な余裕を持つことがとても重要です。

出典・記事参照:ルイ・ヴィトン公式サイト

皮革製品修理専門店に鞄・バッグの縫い目ほつれ修理・メンテナンスを依頼した場合、料金・納期は

一方、愛用の鞄・バッグを製造専門メーカーやブランド正規サービスに修理・メンテナンスを依頼する以外に、愛用者の中には皮革製品修理専門店を利用する人もいます。

製造専門メーカーやブランド正規サービスだと事前に料金・納期が分からない、また作業を進めてもらっても納期が長期間・さらに料金も高額になるケースが多い為、正規サービス以外の方法を取る際は、優秀な技術・評判の高い皮革製品修理専門店を選択するとおすすめです。

皮革製品修理専門店に鞄・バッグの縫い目ほつれ修理・メンテナンスを依頼するメリットは、基本料金があらかじめ表記している修理店が多い事・納期も正規サービスより早く、格安な料金になる例が多い為です。

デメリットになる点は、皮革製品修理専門店はお店の数が非常に多い為、修理店に在籍する職人の技術によって仕上がりに差がある事が多く、慎重に店舗を選択する必要がある事が挙げられます。

理由として、経験の浅い・また技術力の低い職人が作業を手掛けてしまうと、製品の状態を的確に見極めることができず、満足のいかない仕上がりにならないことが多々見受けられます。

ですので、在籍している職人の力量など情報をできる限り集めて、慎重に検討を行い、できれば来店時に担当する職人と面談を行い、作業内容を細かく確かめておくことが大切です。

では、皮革製品修理専門店の鞄・バッグの縫い目ほつれ修理作業料金相場を調べてみます。

このように、皮革製品修理専門店の場合、製造専門メーカーやブランド正規サービスと異なり、基本料金の目安が示されている修理店が多く便利で気軽に依頼可能です。

また納期も製造専門メーカーやブランド正規サービスだと、約1ヶ月~長い所ではかなり長くなるところもありますが、皮革製品修理専門店だと基本約2~3週間と早い納期になっています。

まとめ

合成や天然皮革・化繊素材など様々な素材が使用され、型紙から裁断・縫製されている鞄・バッグですが、中でも海外高級ブランド製やバッグ製造専門メーカー製は職人が高度な技術を用いて製造・仕上げを行っており、高い耐久性を誇っています。

しかし使用頻度の高さ・経年劣化による傷み等のトラブルは避けることができず、日常のお手入れはもちろん、定期的に修理・メンテナンスを施すことが必要です。

鞄・バッグの縫い目ほつれは、避けることができない症状で、放っておくとバッグ・鞄自体のコンディションが悪化し、最悪使用ができなくなります。

こうした場合、通常は購入した製造メーカーやブランド販売ブティックを通じて製造専門メーカー・ブランド正規サービスに依頼するのが確実です。

しかし、製造専門メーカー・ブランド正規サービスの場合、納期が長い・料金が高額になる例が多いなどの理由から、あえて正規サービス以外に優秀な技術・実績を持つ皮革製品修理専門店を利用する人も多いです。

皮革製品修理専門店は迅速な納期の早さ・格安な作業料金などメリットが高いですが、優秀な職人が在籍する修理店を選択しないと、満足のいかない仕上がりになる可能性もあります。

それぞれの長所・短所を十分踏まえた上で、要望に沿った修理店を選択するようにしましょう。

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