その成り立ちは古代文明までさかのぼり、紀元前7世紀に世界最古の硬貨が鋳造されこの貨幣を持ち歩くために革製の袋が使用されたのが、現在私達にとって当たり前の存在である財布の始まりです。
世界最古の硬貨を鋳造したのが、トルコの西部に位置していたリディア王国で金と銀の合金で作られたこの硬貨はエレクトロン貨と呼ばれ、他国との交易に重要な役割を果たすようになりました。
他国との交易のため、人々は硬貨をある程度の量身に着けて歩く必要性が生まれ、安全で携帯性が良いという理由で使用されたのが革製の袋です。
発祥当時、革袋は非常にシンプルなデザインでしたが、使用する人の数が増えるにつれ、多様なバリエーションが生まれ、社会的地位や個々の好みに応じて装飾が施されるようになり革袋は持つ人の存在主張としてファッション的な要素を持つようになります。
その後さらに硬貨を入れる革袋が進化した要因が、古代ローマとギリシャの文化によるものです。
当時、素材は布や革を使用したものがほとんどでしたが、社会的な地位や個人の拘りによって素材も多様化し装飾もきらびやかなものが多くなりました。
さらに中世に入り特にヨーロッパでは上質な革を鞣す技術が発達し、また世紀906年にアジアの一国・宋では硬貨が重く、取り扱いも不便で大きな金額のやり取りをするには面倒になったため紙幣が出現、本来革袋であった入れ物は長く薄手な作りの財布という収納物に取って変わり、長い時を経て世界中に広まることとなります。
そして現代、財布は様々なデザインを生み出し、さらにファッションアイテムとしての要素も持つようになり、我々に欠かすことのできない道具として浸透しています。
基本的に財布の種類は、長財布・折財布(二折財布・三折財布)が一般的です。
口部には何も取り付けていないオープン形や、自由に開け閉めが可能なファスナーを搭載したファスナー形が一般的で、他には金属製の口金を取り付けたもの(がま口の長財布)もあります。
特に主流なのが自由に開閉が可能なファスナー型で、収納力の高さと安全性が重宝されているのです。
しかし財布は常時身に着ける消耗品なので、経年劣化で痛みやほつれ・破損も生じ、定期的な修理・メンテナンスが必要になります。
通常、傷みやすい個所としては財布を縫製している糸のほつれや革部分の破損・破れ、修理例としてケースが多いのがファスナー部品の修理・痛みがひどい場合は交換作業などが必要です。
このようなトラブルに対処してくれるのが皮革製品全般を修理・メンテナンスしてくれる皮革製品修理専門店やファスナー修理専門店で、我が国には数多くの皮革製品修理専門店・ファスナー修理専門店が存在します。
ここでは修理事例の多いファスナー関連のトラブルについて、対処法や修理専門店に出す場合の料金・納期や対応の違いなどを紹介していきます。
お手持ちのファスナー付き財布の調子が悪く、修理をお考えの方は為になる情報がいくつもありますので、ぜひこの機会に一読してみてください。
Contents
財布ファスナーのトラブル例・また修理の内容について
財布に限らず、ファスナーはテープ・エレメント・スライダーの3つから成り立っており、それぞれ決まった役割を担っています。
まずファスナー本体の両側に取り付けられた布地をテープと呼び、素材はポリエステルやナイロンが使用されている場合が多いです。
次にファスナーの開閉を可能にする部分がエレメントといい、素材は金属・プラスチックなどがほとんどです。
そしてファスナーの開閉を操作する部分がスライダーで、エレメントをかみ合わせたり外したりする役割があります。
スライダーには通常引手が付いており、これを引いてファスナーを開閉します。
財布の場合ファスナーが一番使用頻度が高い部位となり、経年劣化も修理の原因になりますが、ほとんどが頻繁に使用することでいずれかの部分が痛みを生じるケースがほとんどです。
財布のトラブル例で一番多いのが、開閉するスライダーの動きが悪くなる・スライダーの引手が取れてしまう・テープの破れや破損・エレメント自体の破損などが挙げられます。
スライダーの動きが悪い場合は潤滑油を添付するなどで処置が可能で、テープが破損した場合はテープに使用されている素材を使い補修する事、エレメントの破損はエレメント自体を交換することで解決できる場合が多いです。
しかし、海外ブランド製や高級財布の中には素材や構造に凝ったものを採用している場合が多いので、ブランド品の場合は購入店に依頼、またはファスナー修理専門店や優秀な実績のあるバック・皮革製品修理専門店などに依頼し持ち込むのが安心できる方法としておすすめです。
ファスナーの修理が必要になった際、依頼すると良いファスナー修理専門店やバッグ・皮革製品修理専門店とは
ファスナーのトラブルが起こった場合、自分で修理してしまう人もいますが、やはり専門の部品や修理技術を持つファスナー修理専門店、バッグ・皮革製品修理専門店などに預けた方が良い結果が得られるので任せた方が得策です。
海外ブランド品の場合は購入店に相談し正規修理を受けるのも良いですが、料金が意外に高価な事、納期もかなり長くかかる事から、ファスナー修理専門店、バッグ・皮革製品修理専門店の方が料金も安く、納期も迅速で修理内容も融通が利くため、よりお勧めできます。
ただ、問題点としてはファスナー修理専門店、バッグ・皮革製品修理専門店の場合、専門店の数が非常に多いため修理店によって技術の差があり、仕上がりに違いがあるので、優秀な技術を持ち評判の良い修理店を選択する事が重要になります。
また料金も修理店によって異なりますが、ブランド品の正規修理サービスよりは得な料金設定になっている修理店が多いので、ここではインターネットなどで申込者の多い、財布修理専門店「パースフル」の修理料金を参考にしてみましょう。
財布修理専門店パースフル・財布ファスナー修理料金(概算・目安)
| 財布ファスナー修理箇所 | 財布修理専門店パースフル修理料金(概算・目安) |
|---|---|
| スライダー交換 | 5,000円~(概算・目安) |
| ラウンドファスナー交換 | 14,000円~(概算・目安) |
| インナーファスナー交換 | 13,000円~(概算・目安) |
| レザー引き手再作成 | 5,000円~(概算・目安) |
| 金具引き手交換 | 1,000円~(概算・目安) |
| その他 | 応相談・要見積もり |
このような概算料金になっており、ブランド品の正規修理サービスなどは基本預かり後見積もりとなり、金額が事前にわからないことがありますが、財布修理専門店の場合、修理箇所ごとに概算目安料金が設定されており魅力的です。
納期についても迅速でたいていの場合、特殊修理などを除いては最速2週間~5週間を見ているので素早い対応になっています。
あくまでケースバイケースになりますが、各修理専門店の特徴や評判を参考にして、より満足できる仕上がりの期待できる修理専門店を選択するのがおすすめです。
財布のファスナー修理にファスナー修理専門店やバッグ・皮革製品修理専門店を利用する場合優秀な技術者が在籍する専門店を選ばなくてはならない理由とは
財布のファスナー・特に有名ブランドや皮革製品専門会社製の財布を修理・リペアするには必ず、優れた技術を持った職人が在籍するファスナー修理専門店やバッグ・皮革製品修理専門店を選択する事がとても重要になります。
なぜなら、ファスナー修理専門店やバッグ・皮革製品修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれた製品の状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
高級財布類の修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能になります。
財布のファスナー修理をファスナー修理専門店やバッグ・皮革製品修理専門店に修理・リペア依頼するメリットとは
ブランド品の正規サービス等と比べ箇所ごとの概算基本料金が明確で依頼がしやすい
高級財布の修理・リペアした経験が豊富で技能の優れた技術者が作業を手掛ければ高品質な作業が期待できる
経験豊かな技術者なら細かい点まで相談が利き優れた提案もしてくれるので良心的
おすすめしたい、財布・バッグ修理専門店2選
お伝えしたように、修理専門店では正規サービスよりも費用を抑えたる事ができます。また手元に戻ってくる期間も早いです。
メンテナンス料金を抑えたい人や急ぎという人は、修理専門店への依頼がおすすめです。
ここでは、技術が高く費用を抑えられ納期も早めなブランドバッグ修理専門店を2選紹介させて頂きます。
創業60年を超える(リナビス)

リナビスは創業60年を超える宅配クリーニング専門店です。
衣類や布団のクリーニングも行っていますが、その技術を生かしブランドバッグのメンテナンスも行っています。
こんな事でお困りの方におすすめ
- シミや汚れ・色移り
- キズ・剥げ・破れ・日焼け
- 金具やファスナーなどの破損や劣化
選ばれる4つのポイント
- 分かりやすい料金プラン
- 熟練職人による高品質なメンテナンス
- 4,000件以上の実績
- 他ではやっていない染め直しにも対応
創業から60年の歴史と、熟練した職人がひとつひとつ丁寧に手作業でメンテナンスしてくれます。
「バッグ・鞄コース」「靴コース」「財布・小物コース」など、各コースごとに分かれておち料金表が分かりやすいのでまずはチェックしてみてください。
修理専門店 REPAIR-SHOP HIRAISHIYA

REPAIR-SHOP HIRAISHIYAは創業80年を超えるブランドバッグ財布の修理専門店です。
様々なブランド品の修復を行っていますが、ルイヴィトンの修理では修理業界で1番の実績があります。
こんな事でお困りの方におすすめ
- 色落ちや色抜け(染め直し補色)
- ほつれや破損
- 染みや汚れ
選ばれる3つのポイント
- 専門修復師が在籍
- ブランドバッグ・財布に特化した修理専門店
- 事前に無料カウンセリングが可能
鞄を送る事前に無料カウンセリングが受けれるので、おおよその料金が分かり安心できます。
また、日々実績が投稿されているので、どのくらいのメンテナンスを行ってもらえるのかイメージしやすいです。
財布ファスナーのトラブルで修理・メンテナンスする場合自分で処理せずファスナー修理専門店やバッグ・皮革製品修理専門店び依頼するのが望ましい
財布のファスナーがトラブルで傷み故障してしまった場合、自分で直そうとする人がいますが、やはり末永く使う事を考えるなら、ファスナー修理専門店やバッグ・皮革製品修理専門店などの優秀な技術・設備を備えた修理専門店に任せるのが得策です。
専門的な知識・技術を備えた技能士が在籍し、口コミや評判の高い修理専門店を選べば、購入時と大差ない状態に愛用の財布を復活させることが可能です。
しかし、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラつきがある事から、良く調べた上で良質な修理店を見つけることが大切です。
依頼後仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置ける修理専門店を選択し、愛用の財布ファスナーを購入時のような出来栄えにメンテナンスしましょう。