2025.6.27

2025.6.27

アルネヤコブセンの時計を修理・オーバーホールするには、正規サービスと時計修理専門店、どちらがおすすめ?

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アルネ・ヤコブセン/ARNE JACOBSEN
jacobsen

ヨーロッパ・特に北欧の建築様式には優れたものがあり、数多くの優秀なデザイナーを送り出しています。

中でも、デンマーク出身のユダヤ人デザイナー、アルネヤコブセンは建築物や家具・テキスタイル・インテリアに至るまで多くの後世に残る作品を生み出し、「北欧デザインの巨匠」と呼ばれています。

建築物として1960年に建築されたSASロイヤルホテル・オックスフォード・セント・キャサリン・カレッジ(1963年)、デンマーク国立銀行(1971年)等が有名です。

また彼は家具・インテリア作品にも名作が多く、「セブンチェア」「アントチェア」「スワンチェア」などの椅子は、後世に語り継がれる銘品です。

ヤコブセンは、自らのデザインに「美しいものを作るのではなく、必要とされるものを作る」というヴィジョンを掲げ、その思想は建築物・家具・インテリア・テキスタイルに至るまで貫かれており、実用性に富みながら普遍的な美しさを持つミニマルなデザインが特徴になっています。

そんなアルネヤコブセンが時計のデザインに着手したのが1939年、幼少期の自宅にあった1700年代の古い壁掛け時計にインスピレーションを得た掛け・置き時計「ローマン」が初の時計デザインとなります。

「ローマン」は、1700年代の技術では実現することが難しかった純度の高い「白」をイメージ、針と脚にゴールドカラーを採用、シンプルでいながらインテリアに溶け込むデザインは発表後、高い評価で迎えられました。

その後、掛け・置き時計の創造で得たアイディアを腕時計の世界でも発揮、掛け・置き時計に採用されたデザインを腕時計の文字盤に再現、特に1939年発表の「Station」、1942年の「Roman」、1956年の「City Hall」、1971年・晩年の作品である「Bankers」などが有名です。

シンプルで飽きの来ないデザインと、高精度クォーツ式ムーブメントを搭載したアルネヤコブセンの時計も、定期的なメンテナンスを怠り使用を続けると、最高の状態を発揮することはできず、精度や動作に異常が起こり、最悪の場合動作しなくなり時計としての価値を失います。

こうした最悪の事態を避けるため定期的なメンテナンスは必須事項であり、数年に一度必ず行わなくてはならない重要な作業です。

現在、アルネヤコブセンの時計修理・メンテナンスについては、全国の正規販売ショップが窓口となり、正規サービス・Copenhagen Design Group Japan(株)が作業を担当する形になります。

また、もろもろの事情で正規サービスを利用しない場合には、高い技術を持ち、信頼の置ける時計修理専門店に依頼する手段もあり、おすすめの方法です。

ここでは、アルネヤコブセンの時計に関する修理・メンテナンスについて、正規サービスの対応と時計修理専門店の対応に関する違いを紹介していきます。

アルネヤコブセンの時計をすでに所有している方には耳寄りな情報がありますので、是非この機会に御一読ください。

アルネヤコブセンの時計を良好な状態で使用するには、購入後どの時期で修理・メンテナンスに出すべき?

建築・家具製造の分野で発揮されたミニマルでシンプルなデザインを持つ、アルネヤコブセンの時計ですが、良好なコンディションで使い続けるためには、購入後どの時期にメンテナンスが必要なのでしょうか。

アルネヤコブセンの時計に採用されているムーブメントは、ほぼムーブメントとしてパッケージされたクォーツ式を採用しており、掛け・置き時計はスイス製・中国製・日本RHYTME社製ムーブメントなど、腕時計については主に日本製MIYOTA社製を採用しており、それぞれメンテナンスの目安は約3~5年ごととなっていますので参考にしましょう。

正規サービスへアルネヤコブセンの時計を修理・メンテナンス依頼した場合どのくらい納期や料金がかかるのか

アルネヤコブセンの時計を良好に使用するため、正規サービスにメンテナンスを依頼すると、どのくらいの期間と料金がかかるでしょうか。

アルネヤコブセンの時計に採用されているムーブメントはメンテナンスの負担が比較的少ないクォーツ式ですが、製品としてパッケージされている為、精度に狂いや止まりなどトラブルが生じた場合、専門的メンテナンスを受ける必要が出てきます。

アルネヤコブセンの公式サイトでは、一部の修理・メンテナンス料金について案内しているので、ここではアルネヤコブセン・時計の修理メンテナンス料金目安を見てみましょう。

アルネヤコブセン腕時計修理・メンテナンス料金(概算)

・並行輸入品は受付不可

アルネヤコブセン掛け時計修理・メンテナンス料金(概算)

・並行輸入品は受付不可

注:正規保証書無しは+2,000円追加

Arne Jacobsen Table Clock修理・メンテナンス料金(概算)

・並行輸入品は受付不可

注:正規保証書無しは+2,000円追加

このような概算料金になっており、基本は正規取り扱いブティックが受付窓口となり、見積りを取る形ですが、目安の概算料金が示されています。

腕時計・掛け・置き時計いずれもムーブメントについては電池交換を除きムーブメント交換で対応、購入時の精度を期待する方は親身な対応になっています。

しかし、ムーブメント交換の場合、旧製品などは部品の存在が無く、代替対応・また文字盤・針などは旧製品については代替品となり仕様が変わってしまう場合がありますので、要注意です。

納期については基本10~14日間、特殊修理内容の場合はさらに長くなりますので、作業も込みで約1ヶ月ほど見ると良いでしょう。

さらにアルネヤコブセンの場合、正規保証書があり正規品については特別割引料金となりますが、正規保証書が無い製品は料金が割高になりますので、注意が必要です。

正規サービスへアルネヤコブセンの時計を修理・メンテナンス依頼するメリット

日本正規専門サービスセンターで全ての作業を行うため安心感がある

基本純正部品が使用され日本担当技術者が作業を行うため確実な作業

旧製品で部品が無い物は代替部品対応になるのでオリジナルを重視したい人は要注意

直接正規サービスへ問い合わせをしたい場合

カスタマーサービス:Copenhagen Design Group Japan 株式会社 住所:東京都中央区日本橋富沢町11-19 SOHO30-1101 TEL:03-6661-6404 Eメールアドレス:customer@cdgj.jp 基本Eメールでの問い合わせになる

出典:アルネヤコブセン公式サイト・ショップガイド

正規サービスより融通が利きお得に修理・メンテナンスを行ってくれる時計修理専門店

アルネヤコブセンの時計を修理・メンテナンスする際、もろもろな事情で正規サービスを利用せず、他の依頼先を探している場合は、優秀な技術を持った信頼の置ける時計修理専門店に依頼する方法がおすすめです。

時計修理専門店のメリットは正規サービスより安くオーバーホールの依頼ができること、デメリットは修理店によって時計修理の技術にバラつきがある事が挙げられます。

そのため優秀な技術を持った技術士が在籍する修理店へお願いするのが重要になります。

修理専門店によってオーバーホール料金にバラつきがありますが、平均相場を見てみましょう。

このような料金相場になっており、正規サービス料金と比較すると、腕時計は料金的にお得ですが、掛け・置き時計はほぼ横並びの料金です。

腕時計と異なり、掛け・置き時計はムーブメントがパッケージで製品としてあるため、料金がほぼ決まっていますが、時計修理専門店の方が仕入れルートが多い為若干安くなっています。

腕時計については、時計修理専門店は正規サービスがムーブメント交換で対応しているのに対し、時計修理専門店はオーバーホール中心の作業内容になっています。

一見、ムーブメント交換の方が新品に入れ替わるのでメリットがありそうに見えますが、腕時計のモデルが旧製品の場合、ムーブメント交換だと代替対応で仕様がオリジナルではなくなるため、製造時の状態を維持したい方にはオーバーホールはメリットが大きいです。

納期の方も正規サービスだと目安が約1ヶ月以上ですが、基本約2~3週間で納品可能・便利且つ利用しやすくなっています。

しかし、時計修理専門店へお願いする場合は、修理店によって職人の技術に差があるため、優れた技術と施設を持った信頼の置ける店舗へ依頼する事が大切で、充分検討をして修理店を選択することが重要になります。

本当に信頼の置ける高度な技術を持った時計修理専門店と出会う方法

日本は長い歴史で培われた、時計大国スイス・ドイツと同等の時計製造・修理技術力があり、そのレベルは現在も世界最高品質と言われています。

また時計技術士の数も多く、選択に悩むほどの時計修理専門店があり、一見簡単にオーバーホールや修理の依頼が可能と思えます。

しかし、本当に信頼の置ける高度な技術を持った技術士が在籍する時計修理専門店となると、数は非常に少なく、見つけ出すのにかなりの苦労を覚悟しなくてはなりません。

さらにコマーシャルや店舗の規模などでは情報が乏しく、どこの修理店が本当に高い技術を持っているのか見当が付きません。

そこで自分でインターネットやSNSの実際に修理店に依頼した人の口コミを見るとか、その修理店に在籍している時計技能士の取得している資格に着目するのが一番良い方法です。

幸いなことに日本は時計技術士が取得可能な国家資格があり、名称が時計修理技能士という資格で、目的は時計技術士の技術向上にあり、3級から資格がスタートし、2級、1級とランクが上がり、最上資格は1級時計修理技能士になります。

1級時計修理技能士は権威も高く最も取得困難な難易度の高い資格になっており、優秀な修理専門店を見極める一つの条件になるでしょう。

さらに1級時計修理技能士は上級資格として登録されている資格になり、経験豊富な1級時計修理技能士が在籍している修理店は技術が高く信頼が置けます。

ですが実際の作業で、必ず優秀な1級時計修理技能士が自分の腕時計を担当してくれる訳ではないので、店舗に来店した際には必ず担当技術士と事前に面談を行い、詳細を確かめる事が大切になります。

アルネヤコブセンの時計を優秀な腕時計修理専門店にオーバーホール依頼するメリット

正規サービスに比べ融通が利き柔軟な対応で安心して相談が可能

優秀で経験豊かな1級時計修理技能士が担当すれば正規サービスと作業品質は変わらない

正規サービスでは受付不可な並行輸入品でも修理受付ができる

腕時計修理専門店への依頼なら
クラフトワーカーズがオススメ!

腕時計修理専門店へ依頼を考えているのであればクラフトワーカーズがオススメです。
クラフトワーカーズでは以下のような特徴があります。
  • 複数の修理専門店にまとめて見積もりがとれる
  • メーカーやデパートよりも料金が安い
  • 最短で3週間と納期が早い
  • 担当する職人が選べる
  • 時計修理技能士1級など全ての職人が資格を保持
  • 修理後の保証が1年間と安心
  • 交換部品があった場合にはメーカー純正部品を使用している
  • 見積・送料が無料

クラフトワーカーズでは、時計情報を記入するだけで複数の修理専門店の優秀な職人に、纏めて見積もりをとり、料金や納期を比較して選ぶことができるサービスです。在籍している職人は全員時計修理の資格を所有しているため一定の技術以上を持ち合わせた職人だけになります。

未熟な人間が時計をメンテナンスする事はありません。

1年間の保証が設けられメーカーより安い金額で優秀な職人にオーバーホールを行なってもらえるので、正規メンテナンスでないとイヤだ!という方でない限りは、是非使ってみてください。

職人を選ぶ事ができる仕組みは、時計修理業界初になります。
クラフトワーカーズの評判を確認する

クラフトワーカーズにまとめて見積りを依頼する

実際にオーバーホールを行う職人とダイレクトにやり取りができるので、不安な事、疑問点を直接職人に聞き解決してから、安心して依頼できます。

           

オーバーホールをご検討の方へ

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安心して依頼ができます。

              クラフトワーカーズの特徴            
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    比較できる

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    安心サポート

    全ての時計に
    1年間の動作保証がつきます。

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    無料提供

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    無料で提供。
    着払いで修理店へ送るだけ。

       
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正規サービス以外でアルネヤコブセンの時計を修理・メンテナンス依頼する場合信頼の置ける優秀な時計修理専門店に依頼すると安心

アルネヤコブセンのような北欧独自のミニマルなデザインを持ち、スイス製・日本製・ドイツ製等クォーツ式の優秀なムーブメントを搭載している時計を修理・メンテナンスするには、正規販売ショップを通して正規サービスへ依頼するのが通常です。

しかし予算や納期などもろもろの理由から、正規サービス以外に依頼先を探している場合には、優秀な信頼できる時計修理専門店へ依頼するのがおすすめです。

しかし、時計修理専門店の場合は、修理店によって技術にバラつきがあるので十分に注意・検討を怠らず、信頼の置ける技術の優秀な修理店を選択することが一番重要になります。

そのため事前にできる限りの情報を集め、時計修理専門店に関する基礎知識を十分に身に付けてから、間違いのない修理店を選ぶようにすることが大切です。

依頼後に品質で後悔することの無いように、本当に信頼の置ける時計修理店を見つけ、匠の技術を持つ本物の時計修理技能士が手掛ける高品質な修理・メンテナンスを、アルネヤコブセンの時計で体験してください。

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