1925年にイタリア・ローマで優秀なデザイナー、アデーレ・フェンデイとエドアルド・フェンディが創業したブティックが、いまや世界的総合ラグジュアリーブランドとして知られる老舗、フェンディの始まりです。
フェンディは創業当初からイタリア伝統の優れた皮革加工技術を存分に発揮し、バッグ・ソファー等のレザーアイテムの製造で一躍注目を浴び、特にバッグアイテムは独自の世界を持つデザインと熟練した皮革加工職人の手による高品質な造りで、ブランドの顔として世界中にファンが存在します。
さらにフェンディは事業が軌道に乗ると、バッグ以外にも財布・プレタポルテ(既製服)レザーアクセサリー等、取り扱いアイテムを拡充し現在も総合ラグジュアリーブランドとして世界のトップに君臨しています。
日本には1972年に上陸、独自のデザイン・高品質を持つレザーアイテムで、日本女性の支持を獲得したフェンディは、現在も全国にブティックを展開、変わらぬ人気を誇るブランドです。
フェンディのメインアイテムとしてブランドアイコンと言えるバッグコレクションですが、それに次いで高い人気を誇るのが財布アイテムで、バッグで培ったデザイン力・レザー加工技術を遺憾なく発揮し、セカンドアイテムとして高い評価を獲得、現在はバッグと並ぶ人気アイテムです。
中でも美しいシボ加工を施した、クルーズレザーによるシンプルなデザインが人気の定番長財布「エフ イズ フェンディ」シリーズ、印象的な「FF」のブランドロゴを全体にあしらった、ファブリック製のロングセラー二つ折り財布「スモール」、シンプルで優雅なデザインにFFロゴのスナップボタンが特徴の「FFダイヤモンド」シリーズ等が良く知られています。
優れた職人による独自の素材加工・縫製技術、独自のデザインセンスが人気のフェンディ財布アイテムですが、フェンディの財布は厳選された上質な天然皮革に独自の加工を施した物やキャンバス生地など多彩な素材が採用されているため、雨や水分が付着した場合は乾いた柔らかい布でふき取るなど、日常のお手入れが長く愛用するには必要です。
フェンディの財布アイテムは永く良好なコンディションで使い続けるために、壊れたり傷みが生じた場合正規ブティックに持ち込み、修理・リペアサービスを受けることができます。
また、もろもろの事情から正規リペアサービスを利用しない人もおり、優秀な技術を持った皮革製品修理専門店に持ち込む人も多くおすすめの方法です。
ここでは、フェンディの財布アイテムについて、修理・リペアに対する正規サービスと、皮革製品修理専門店の対応に違いを紹介します。
お手持ちのフェンディ財布アイテムを修理・リペアすることをお考えの方は、この機会に是非読んでみてください。
Contents
フェンディの財布は購入後どのタイミングで修理・リペアが必要か
熟練した職人の技術により製造されたフェンディの財布は、上質な天然皮革やキャンバス素材等を採用しており、毎日使用することで経年劣化・負荷の程度により年数が経つと、劣化による損傷・また使用している金具類も破損や傷みが生じてきます。
主にトラブルとなるのはステッチのほつれや切断、ファスナー・ボタンなど部品の傷みや損傷、外側・内側の傷みや破れなどが多く発生します。
フェンディの財布は定期的なメンテナンスを施しながら使用することを想定して製造されており、日常使用する際のお手入れも重要ですが、購入から数年以上経過し、傷みが生じた財布については早急に修理・リペアの検討が必要です。
フェンディ財布の正規メンテナンスサービスについて
フェンディは製品に対する様々なアフターサービス・リペアサービスのためクライアントサービスを設けており、所有しているユーザーが安心して使い続けることが可能な体制を万全としています。
正規クライアントサービスは本物であることが確認できた製品については、イタリア本社の工房と同じ優れた技術を持った専属職人が、本国から用意した純正の部材を使用し、丁寧且つ信頼の置ける作業で修理・リペアを行う形です。
フェンディ製品の修理・メンテナンスは対外的に明確な料金を提示しておらず、基本は受付窓口である全国の正規輸入販売代理店が製品をいったん預かり、見積りを出した後に作業を進める形で、料金は修理・リペア個所・モデル種類によって使用する部材や作業工程が異なるため、製品預かり後の連絡となります。
また、納期に関しては最速で約1ヶ月以上、イタリア本社送りや特殊修理の場合には更に長くかかりますので、フェンディの財布アイテムを正規サービスに修理・リペアに出す場合、予算・納期に関しては余裕を持った方が良いです。
このようにフェンディの財布を正規サービスで修理・リペアするには、クライアントサービスにすべてお任せの状態になるので、あせらず待つ必要があります。
正規サービスへフェンディの財布を修理・リペア依頼するメリット
- 日本担当正規サービスへ製品を預けるため安心感が高い
- 最速納期は約1ヶ月だが修理・リペアの作業がイタリア本社工房送りになる・特殊修理等の場合、納期が長くなる
- 日本担当サービスに部品が無く取り寄せ・イタリア本社での作業になる場合は見積り料金が高額の可能性が高いので注意
内容を直接正規サービスへ相談したい場合
FENDI クライアントサービス TEL:0120-001-829 営業時間:10:00~18:00 土日・祝日休み・または公式サイト問い合わせフォームからのEメール問い合わせ
:基本は全国のフェンディ取り扱い正規ブティックが受付窓口
正規サービスより依頼がしやすく料金もお得な皮革製品修理専門店
フェンディの財布を修理・リペアしたい場合、料金・納期その他もろもろの事情から正規クライアントサービス以外の依頼方法を探している場合、優秀で実績のある皮革製品修理専門店に依頼するのがおすすめの方法です。
皮革製品修理専門店へ修理・リペアを依頼するメリットは料金が正規サービスよりお得な事、修理内容について融通が利く事、納期も早めに仕上がる・等が挙げられます。
逆にデメリットは、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラつきがあることが難点となります。
修理専門店によって料金はバラつきがありますが、修理・リペアの料金平均相場を見てみましょう。
フェンディ財布修理可能箇所 | 修理・リペア料金(概算) |
---|---|
ファスナー交換 | 6,600円~(概算) |
レザープルタブ(革の引手)交換 | 2,200円~(概算) |
バインダー交換 | 3,300円~(概算) |
スナップボタン・留め具交換 | 2,200円~(概算) |
内装交換・修理 | 7,700円~(概算) |
破れ補修 | 6,600円~(概算) |
その他 | 応相談・要見積り |
このような料金設定で、正規サービスの対応は全て見積りなので料金がすぐ分かりませんが、皮革製品修理専門店の場合、箇所ごとに基本料金が設定されており魅力的です。
納期の方も正規サービスだと最速約1ヶ月以上かかるところを基本約3~4週間で納品してくれるので、便利で利用しやすくなっています。
ただし、注意点としては、フェンディの財布は非常に高度な技術で製造され、素材も上質な天然皮革・キャンバス等を使用しているため、良い評判と実績を持った優秀な修理専門店を選ぶ事が必須です。
皮革製品修理専門店を利用する場合優秀な技術と高い実績を持った修理専門店に依頼しなくてはいけない理由
フェンディに限らず、有名ブランドの財布類を修理・リペアする場合は、必ず優れた技術を持った職人が在籍する修理店を選ぶ事がとても大切になります。
なぜなら、皮革製品修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれた財布の状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
フェンディ製品の修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能です。
そのため、修理専門店の情報をできる限り集めて、さらにインターネット等でお店の口コミなどを参考に、来店の際は実際に職人に相談を行い、信頼できるお店かどうか見極めることが必須となります。
フェンディの財布を皮革製品修理専門店に修理・リペア依頼するメリット
- 正規サービスよりも料金がお得・納期も早く気軽に依頼できる
- フェンディの財布を修理・リペアした経験が豊富で技術の高い職人が担当すれば高品質な仕上がりが期待できる
- 経験豊かな職人ならば細かい点まで相談でき優れた提案もしてくれるので良心的な対応
フェンディの財布を修理・リペアしたい場合正規サービスより優秀な実績を持つ皮革製品修理専門店の方がお得で依頼しやすく安心
フェンディのように上質な天然皮革等を独自加工した素材を使用し、熟練した職人の手によって高品質に仕上げられた財布アイテムを、長年の使用で壊れた個所などを修理・リペアしたい場合、通常は正規カスタマーサービスか正規取り扱いブティックに依頼するのが普通です。
ですが、料金や納期などもろもろの事情から正規サービス以外の依頼方法を探している方は、優秀な実績を持ち、経験値・技術の高い皮革製品修理専門店に依頼するのがおすすめの方法になります。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラつきが生じる為、良く調べた上で良質な修理店を見つける事が重要です。
依頼後、仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置ける皮革製品修理専門店を選択し、愛用のフェンディ財布アイテムを購入時のような良好な状態にリニューアルしましょう。