世界有数のファッション大国であるスランスは、長い歴史に裏付けられた時代を先取りするデザインセンスを持つデザイナー、そしてデザイナーのアイディアを形にする優れた職人により、世界最高峰の老舗ブランドをいくつも誕生させています。
バスク系スペイン人のデザイナー、クリストバル・バレンシアガは服飾仕立て職人としても優れており、1919年にスペイン・サン・セバスティアンに初の工房を開き、スペイン王室や貴族の注目を集め一躍新進気鋭のブランドとして成功を収めます。
しかし、1936年にスペイン内戦の勃発で、バレンシアガはフランスへ移住する事になるのです。
新天地フランスで彼はパリに本店を開設し、新たなオートクチュール・コレクションを発表、フランスでもバレンシアガのコレクションは絶大な支持を獲得、以後バレンシアガといえばフランスのブランドというイメージが定着するのです。
バレンシアガは他のブランドには無いアイコニックで独特なシェイプを持つコレクションが特徴で、独自のアイディアと時代を先取りしたデザインは多くの人を虜にしています。
さらに業績復活後のバレンシアは本業のオートクチュールに留まらず、シューズ・バッグ・財布・その他アクセサえリーなどアイテムを拡充、世界有数ラグジュアリーブランドとして認知されています。
中でもプレタポルテ・バッグに次ぐ人気アイテムが財布コレクションで、厳選された上質なレザーを素材に使用したクオリティの高さと、シンプルでいながら時代を先取りしたデザインが大きな特徴です。
特に封筒を彷彿とさせるシャープ且つ端正なデザインと、上質なレザーが融合した定番折り財布「Papier」シリーズ、1960年代に製造されていたコレクションをベースに、横長のBロゴとダイアゴナルラインを組み合わせた長財布「BB Monogram」、定番アイテムの「Papier」をベースに、ストリート風のアートでエッジの効いたデザインが特徴の「ペーパー グラフィティ」等が良く知られています。
優れた職人による丁寧な仕上げ・縫製技術、独自のデザインセンスを持つバレンシアガの財布コレクションですが、バレンシアガの財布は厳選された上質な天然皮革等の素材が採用されており、雨や水分が付着した場合は乾いた柔らかい布でふき取るなど、日常のお手入れも大切です。
長い年数使い込める耐久性を誇る、バレンシアガの財布は永く良好な状態で使い続けるため、壊れたり傷みが生じた場合正規ブティックに持ち込み、リペアサービスを受けることができます。
また、もろもろの事情から正規リペアサービスを利用しない人もおり、そういったユーザーは優秀な技術を持った皮革製品修理専門店に持ち込むケースが多いです。
ここでは、バレンシアガの財布について、メンテナンス・修理に対する正規サービスと皮革製品修理専門店の対応に違いを紹介します。
お手持ちのバレンシアガ財布コレクションを修理・リペアすることをお考えの方は、この機会に是非読んでみてください。
Contents
バレンシアガの財布はどの位使い込んだらメンテナンス・修理が必要か
厳選された上質なレザーを熟練した職人の手で丁寧に仕上げたバレンシアガの財布ですが、長い期間愛用する為に普段からのお手入れはとても重要な作業です。
ですが経年劣化による傷みや破損などはやはり避けられず、定期的にメンテナンス・修理を施しながら愛用していく形になります。
主な修理発生箇所はステッチのほつれや切断、ファスナー・ボタンなど部品の傷みや損傷、外側・内側の傷みや破れなどです。
購入から数年以上経過し、上記のような症状が出てきた場合は速やかにバレンシアガ正規取り扱いブティックに依頼し、メンテナンス・修理を依頼することが重要になります。
バレンシアガ財布の正規メンテナンスサービスとは
バレンシアガでは製品に対する様々なアフターサービス・リペアサービスのため、正規取り扱い店舗が窓口となり、正規カスタマーサポートがメンテナンス・修理を担当します。
バレンシアガ正規サービスは本物であることが確認できた製品について、製造工程を熟知し・優れた技術を持った専門職人が、本社より用意した純正の部材を使用し、丁寧且つ信頼の置ける作業で修理・リペアを行います。
バレンシアガの修理・メンテナンスは対外的に明確な料金を提示しておらず、基本は受付窓口である全国の正規取り扱い店舗が製品をいったん預かり、見積りを出した後に作業を進める形です。
料金・納期については修理・リペア個所・モデル種類によって使用する部材や作業工程が異なるため、全て製品預かり後の連絡となります。
バレンシアガでは修理・メンテナンスについて製品預かり後の料金・納期決定を徹底しており、依頼前の確認は不可となっていますので依頼の際は注意が必要です。
バレンシアガの財布を正規サービスへメンテナンス・修理依頼するメリット
- 日本担当正規カスタマーサポートへ製品を預けるため安心感がある
- 料金・納期は基本製品預かり後連絡となり、特殊修理などの場合は料金が高額の可能性有り
- 並行輸入・正規ブティック以外での購入品・海外購入品は正規カスタマーサポートで受付していないので、注意が必要
内容を直接正規サービスに確認したい場合
バレンシアガクライアントサービス TEL:0120-992-136 受付時間:10:00~21:00 日祝日休み または公式サイトお問い合わせフォームに必要事項を記入の上、Eメール・チャットで問い合わせ
正規サービスより依頼がしやすく料金もお得な皮革製品修理専門店
バレンシアガの財布を修理・リペアしたい場合、正規サービスは製品を預かり後見積りになり料金・納期が事前に分からないなどの理由から、他の依頼方法を探しているユーザーもおり、そういった際は優秀で実績のある皮革製品修理専門店に依頼すると良いです。
皮革製品修理専門店へ修理・リペアを依頼するメリットは料金が正規サービスよりお得な事、修理内容について融通が利く事、納期も早めに仕上がる事が挙げられます。
逆にデメリットは、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラツキがあることが難点です。
修理専門店によって料金はバラつきがありますが、修理・リペアの概算料金相場を見てみましょう。
バレンシアガ財布修理可能箇所 | 修理・リペア料金(概算) |
---|---|
スライダー交換 | 5,000円~(概算) |
ラウンドファスナー交換 | 14,000円~(概算) |
スナップボタン・金具交換 | 5,000円~(概算) |
ほつれ修理・再縫製(1ヶ所に付き) | 4,000円~(概算) |
内装交換・修理 | 9,000円~(概算) |
破れ補修 | 4,000円~(概算) |
その他 | 応相談・要見積り |
このような基本料金設定になっており、正規サービスは全て見積りなので金額がすぐ分かりませんが、皮革製品修理専門店の場合、箇所ごとに概算の基本料金が設定されており魅力的です。
納期の方も正規サービスだと製品預かり後連絡となりますが、基本約3~4週間で納品してくれるので、便利で利用しやすくなっています。
依頼の際、注意点としては、バレンシアガの財布は高度な技術で製造され、素材も上質な天然皮革等を使用しているため、良い評判と実績を持った優秀な修理専門店を選ぶ事が重要です。
皮革製品修理専門店を利用する場合必ず優秀な技術者が在籍する専門店を選ばなくてはならない理由
バレンシアガに限らず、有名ブランド製の財布類を修理・リペアするには必ず、優れた技術を持った職人が在籍する修理店を選択する事がとても大切になります。
なぜなら、皮革製品修理専門店はお店により在籍する職人の技術レベルが異なるため、技術や経験の浅い職人が作業を行うと、持ち込まれた製品の状態を見極めることができず、作業・縫製の質が下がってしまい、満足する仕上がりにならないことが多い為です。
バレンシアガ製品の修理・リペア経験を豊富に持ち、優れた技術を備えた職人が作業を手掛ければ、劣化・傷んだ部分を購入時のような良好な状態に取り戻すことが可能です。
バレンシアガの財布を皮革製品修理専門店に修理・リペア依頼するメリットとは
正規サービスと比べ箇所ごとの概算基本料金が明確で依頼がしやすい
バレンシアガの製品を修理・リペアした経験豊富な優れた技術者が作業を手掛ければ高品質な作業が期待できる
経験豊かな技術者なら細かい点まで相談が利き優れた提案もしてくれるので良心的な対応
バレンシアガの財布を修理・リペアしたい場合正規サービスと比べて優秀な実績・技術を持つ皮革製品修理専門店の方がお得で依頼しやすい
バレンシアガのように厳選された上質な天然皮革等を素材に使用し、熟練した職人によって高品質に仕上げられた財布の、長年の使用で壊れた個所を修理・リペアしたい場合、正規品取り扱い直営ブティックを通して正規カスタマーサポートに依頼するのが普通です。
ですが、料金や納期などもろもろの事情から、正規カスタマーサポート以外の依頼方法を探している方は、優秀な実績を持ち、経験値・技術の高い皮革製品修理専門店に依頼するのがおすすめです。
しかし、あくまでブランド正規の修理ではない事、修理店によって技術力に差があり、依頼先によっては仕上がりにバラつきがある為、良く調べた上で良質な修理店を見つけることが必須です。
依頼後仕上がりに不満の出ないよう、優秀な信頼の置ける皮革製品修理専門店を選択し、愛用のバレンシアガ財布アイテムを購入時のような仕上がりにリニューアルしましょう。