世界の腕時計トップブランドとして、名実共に一流の称号を手にしているロレックスですが、ロレックスは質実剛健な実用腕時計としての顔と共にスポーツやドレスウォッチとしての華やかな顔も持っています。
1992年にラグジュアリースポーツモデルとして誕生したヨットマスター1は、それまでのロレックスのスタイルとは一線を画した、優雅でゴージャスなイメージを持ったコレクションとして、世界中の注目を浴びたモデルです。
そのヨットマスター1の誕生から15年の月日を経て2007年に発表された、ニューコレクションがヨットマスター2で、ヨット競技用にレガッタクロノグラフという新機能を搭載し、より進化したラグジュアリースポーツモデルとして高く評価されることになります。
当初、使用素材は初代ヨットマスター1に習い、イエローゴールドとホワイトゴールドを採用した無垢モデルのみでしたが、2011年にステンレスとのコンビモデルが、さらに2013年には実用モデルのオールステンレスモデルが登場し、世界中のヨット競技やスポーツ愛好家の支持を受けます。
競技用として大変重要な機能である、レガッタクロノグラフとは、使用する競技者が設定したタイム数をカウントダウン形式で表示するもので、球技時間にタイムリミットのあるヨットスポーツには必須の機能として高く評価され、また、その高いデザイン性が機能美を愛するロレックスマニアの興味を引き、一般向けとしてもヒットモデルとして定着することになるのです。
2017年に更なるマイナーチェンジを施し、よりデザイン性の高い、視認性に優れたスポーツウォッチとして進化を遂げることになります。
このヨットマスター2も高精度と確かな防水性・レガッタクロノグラフ等の機能を保つためには、定期的なメンテナンスが不可欠で、もしメンテナンスを怠り使用を続けてしまうと、経年劣化で精度や機能に異常をきたし、最悪の場合動かなくなってしまい、腕時計としての役割を果たすことができません。
このような事態を防ぐためにメンテナンスは欠かすことのできないもので、特にオーバーホールはメンテナンス作業の中でも基本中の基本といえ、数年に一度必ず行わなくてはならない作業です。
基本、ロレックスのメンテナンス・オーバーホールについては、全国の正規輸入販売代理店が受付窓口となり、正規サービスである日本ロレックスが作業を担当する形になります。
また予算や納期等、様々な事情から正規サービスを利用しない人もおり、そういった人は優秀な技術を持った腕時計修理専門店にお願いする人も多く、おすすめの方法になっています。
ここではヨットマスター2をオーバーホール依頼した際の、正規サービスと腕時計修理専門店との違いについて紹介していきますので、ヨットマスター2をすでに所有している方も、これから購入を検討中の人にも有益な情報がありますので、是非目を通して見てください。
Contents
ヨットマスター2は購入後どのタイミングでオーバーホールをするべきなのか
高い精度を持つムーブメントを採用し・無垢素材をデザインパーツに使用、さらにレガッタクロノグラフ等の特殊機能を搭載しているヨットマスター2は、購入後どの時期でオーバーホールしなくてはならないのでしょうか。
全国の正規輸入販売代理店や正規サービスの日本ロレックスでは、ヨットマスター2に搭載されている機械式ムーブメントは、購入後2~3年以上、メンテナンス作業を受けていないモデルについては、速やかにオーバーホールを依頼するように、と強く推奨していまので、把握して置かなくてはいけません。
ヨットマスター2を正規サービスの日本ロレックスへオーバーホールを依頼するとどれ位の料金になるのか
ヨットマスター2を正規サービスである日本ロレックスにオーバーホールを依頼した場合、いったいどのくらいの期間と料金がかかるのでしょうか。
正規サービス日本ロレックスヨットマスター2オーバーホール料金
ヨットマスター2仕様 | オーバーホール料金 |
---|---|
自社製自動巻きクロノグラフムーブメント | 77,000円 |
このような料金設定になっており、これはあくまでオーバーホールのみの料金で、作業工程の中で部品交換や修理作業が発生した場合は別途料金が上乗せになってきます。
納期については通常で約1ヶ月~2ヶ月以上かかり、スイス見積りや特殊修理の場合は、約半年以上かかる場合もありますので、注意しましょう。
ヨットマスター2には自社製自動巻きクロノグラフムーブメントCal.4161が搭載されており、このムーブメントはヨットマスターの特徴でもある、レガッタクロノグラフ機能を正確に動作させる実力を備えたムーブメントです。
一部の部品はロレックス独自のミクロ技術、UV-LiGAによって製造されており、これによってより微細な部品や複雑な形状の部品を搭載することが可能になりました。
正規サービス、日本ロレックスではムーブメントCal.4161に対して充実したサポート体制を敷いており、安心してオーバーホールに預けることができます。
正規サービスへヨットマスター2をオーバーホール依頼するメリットとは
- 製造元の正規サービスに時計を預けることで信頼性が高くなる
- 作業完了後2年間の動作保証が付き、アフターも十分
- 正規サービのロレックスオーバーホール料金は高額な料金になりがち
直接正規サービスへ問い合わせしたい場合
日本ロレックス〒100-8345 東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビル ☎ 0120-929-570
正規サービス日本ロレックスよりも融通が利き割安な料金でオーバーホールしてくれる腕時計修理専門店
ヨットマスター2をオーバーホールする場合、納期や料金等の問題や異なる事情がある場合には、正規サービスを利用する以外に、優秀な技術を持った腕時計修理専門店を選択する方法がおすすめです。
時計修理専門店のメリットは正規サービスより安くオーバーホールの依頼ができること、逆にデメリットは修理店によって時計修理の技術にバラつきがある事が挙げられます。
そのため優秀な技術を持った技術者へお願いするのが大切です。
修理専門店によってオーバーホール料金にバラつきがありますが平均相場を正規料金と比較してみましょう。
ヨットマスター2仕様 | 修理専門店 | メーカー依頼 |
---|---|---|
自社製自動巻きムーブメント | 36,300円 | 77,000円 |
このような料金になっており、正規サービスの日本ロレックスと比較するとかなり割安な料金になっています。
納期も正規サービスの場合、通常で約1ヶ月~2ヶ月かかるところを約3~4週間で仕上げてくれるので、納期も早く利用しやすいです。
しかし、ヨットマスター2の防水機能やクロノグラフ機械式ムーブメントはロレックス独自の精密構造になっているので、修理専門店に依頼する際には技術的に優れた、信頼の置ける修理店を選ばなくてはなりませんので、十分な注意が必要になります。
技術の優れた優秀で信頼の置ける腕時計修理専門店を見つけるためには
現在、日本の腕時計製造・ならびにメンテナンス技術は世界で見てもトップの位置にあり、よって腕時計修理専門店の数も非常に多く、他の国に比べて恵まれた環境にあります。
しかし、本当に信頼できる技術を持った優秀な修理店となると、かなり数は限られてしまい、見つけ出すのにかなり苦労することになります。
そんな場合には、確実な方法としてまず、腕時計修理専門店の規模やコマーシャル・ネームバリューなど表面的な情報ではなく、もっと地に足の着いた情報が必要です。
一例ですが、インターネットやSNS等を活用して、実際に腕時計修理専門店に腕時計のメンテナンスを依頼した事がある人の口コミを調べて見るとか、探している腕時計修理専門店に資格を持っている技術士が在籍しているかどうか、などを調べたほうが良い結果が得られます。
実際は腕時計修理を仕事にする場合に、資格というものは特に必要ありません。
ですが、資格を持っている技術士の方が、資格のない技術士よりも数倍信頼でき、技術も当然高いものを持っているので仕事の質が格段に違います。
そのため、日本では腕時計修理技術の質向上のために、国家資格を設けており、名前を腕時計修理技能士といい、3級から資格はスタートし、2級、1級とグレードが上がり、1級が最上資格になります。
さらに1級腕時計修理技能士は上級資格として登録されている難度の高い資格で、もし探している修理店に1級腕時計修理技能士が在籍していれば、その修理店の信頼度は抜群に高いです。
しかし、実際の作業では全ての工程を1級腕時計修理技能士が担当しているわけではないので、依頼する場合には事前にお店としっかり面談をして、作業の詳細を確認しておくことが大切になります。
ヨットマスター2のオーバーホールを腕時計修理専門店に依頼するメリットとは
正規サービスより対応の融通が利き敷居が低く相談しやすい
優秀な1級腕時計修理技能士が作業を担当すれば内容・質は正規サービスと変わらない
優秀な1級腕時計修理技能士がいて信頼の置ける修理店なら高品質・格安でオーバーホールしてくれる
腕時計修理専門店への依頼なら
クラフトワーカーズがオススメ!
腕時計修理専門店へ依頼を考えているのであればクラフトワーカーズがオススメです。
クラフトワーカーズでは以下のような特徴があります。
- 複数の修理専門店にまとめて見積もりがとれる
- メーカーやデパートよりも料金が安い
- 最短で3週間と納期が早い
- 担当する職人が選べる
- 時計修理技能士1級など全ての職人が資格を保持
- 修理後の保証が1年間と安心
- 交換部品があった場合にはメーカー純正部品を使用している
- 見積・送料が無料
クラフトワーカーズでは、時計情報を記入するだけで複数の修理専門店の優秀な職人に、纏めて見積もりをとり、料金や納期を比較して選ぶことができるサービスです。在籍している職人は全員時計修理の資格を所有しているため一定の技術以上を持ち合わせた職人だけになります。
未熟な人間が時計をメンテナンスする事はありません。
1年間の保証が設けられメーカーより安い金額で優秀な職人にオーバーホールを行なってもらえるので、正規メンテナンスでないとイヤだ!という方でない限りは、是非使ってみてください。
職人を選ぶ事ができる仕組みは、時計修理業界初になります。
クラフトワーカーズの評判を確認する
実際にオーバーホールを行う職人とダイレクトにやり取りができるので、不安な事、疑問点を直接職人に聞き解決してから、安心して依頼できます。
オーバーホールをご検討の方へ
クラフトワーカーズなら全国どこからでも
安心して依頼ができます。
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比較できる職人全員に一括見積りで
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着払いで修理店へ送るだけ。
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ヨットマスター2のオーバーホールを正規サービス以外でオーバーホールするなら優秀な技術を持った腕時計修理専門店が高品質で料金も安くおすすめ
ヨットマスター2のような高い防水性を持ち、レガッタクロノグラフという独自機能が付いた機械式ムーブメントを搭載した腕時計を、正規サービスの日本ロレックス以外でオーバーホールを行う場合、信頼できる優秀な技術を持った腕時計修理専門店にお願いするのがおすすめの方法です。
ですが、腕時計修理専門店の場合は、修理店によって技術にバラつきがあり、十分注意した上で技術的に信頼できる修理店を選択する必要が出てきます。
そのため、事前にできる限りの情報を集めて、腕時計修理専門店に関する知識を十分に身に付けてから、修理店を選ぶようにしたいものです。
依頼後に後悔することの無いように、本当に信頼の置ける腕時計修理店を見つけて、素晴らしい技術を持った腕時計修理技能士との出会いを実現しましょう。