2023.10.11

2023.10.11

ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)のメンナンス・オーバーホールをする際はどこへ依頼したら良いか?

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時計
ボンボン時計イラスト

時計が人類によって発明されてからもう何世紀もの長い時が流れていますが、19世紀ごろ発明された腕時計が現在では時計の主流となり、中にはスマートフォンで時刻を知る人も多くすっかり時計を取り巻く状況は様変わりしています。

時計の歴史を辿ると本格的に機械駆動による時計で時刻を人間が知るようになったのが11世紀ごろといわれ、大きな理由はヨーロッパを中心に普及したキリスト教の礼拝は当時から厳格に時刻が定められており、そのため精巧な機械による正確な時刻が必要だった為といわれています。

当時、街の寺院や建造物に取り付けられていた時計は時刻を街中の人々に知らせるため、一時間ごとに鐘を時報の数だけ打つ仕組みを搭載していました。

この仕組みは深く人々に普及し、その後14世紀ごろか機械式時計は小型化が進み、15世紀には家庭用の大型時計が、16世紀になると個人用の小型時計が製造されるようになります。

この時、機械式時計に加わったのが振り子でゼンマイを巻き上げる仕組みで、それまでの鍵でネジを回して時計を動かす仕組みに取って代わることになります。

現在は腕時計やスマートフォン、IT機器の進化で家庭用時計を愛用する人はわずかとなりましたが、現在も根強いファンが存在し製造を続けているメーカーもある、歴史を体現する時計です。

我が国日本では明治25年(1892年)、海外の時計製造を学んだ服部金太郎(現セイコー創始者)がそれまで営んでいた舶来時計の輸入販売で得た資本を元に、振り子式掛け時計の製造に乗り出します。

これが振り子式時計として初の国産時計となり、時刻を知らせる「ボーン、ボーン」という音色から日本では「ボンボン時計」の愛称で親しまれるようになり、現在に至っています。

現在もドイツ・日本など柱時計を中心に振り子時計を製造・販売している会社は存在し、機械式振り子時計はドイツの会社に有名なブランドが集中し、日本はクォーツ式振り子時計がほとんどといった状況です。

また、自宅リビングに置く目的でインテリアにこだわる人の中には、アンティークの旧式振り子時計を探し求める人も多く、日本にも数少ないですがアンティーク振り子時計を扱うお店も存在します。

こういった振り子式時計は高額な海外現行品や古いアンティーク時計の種類が多く、ほぼムーブメントは機械式ムーブメントで構成されています。

ですので現行品はもちろん、アンティークの時計は状態が良くない物も多いので、当然メンテナンス・オーバーホール等の作業が必要になってきます。

現行製品の場合は正規メーカーサービスがあるところは製造元で作業が可能で、アンティークの機械式振り子時計は優秀な時計修理専門店に預けるのが賢明な方法です。

ここでは、ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)のメンテナンス・オーバーホールについて、受け入れ先やベストな依頼方法について紹介していきます。

以前からボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)をご家庭で愛用している方はもちろん、これから興味を持ち購入を考えている方にも耳寄りな情報を集めましたので、この機会に是非読んでみてください。

世界的に有名なボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)の主要メーカーを紹介

現在、時計業界は圧倒的な腕時計市場で掛時計や柱時計・いわゆるクロックの分野は割合が低くなってしまいました。

しかし、根強い人気を持つ有名メーカーは地道に営業しており、定期的な需要もまだまだあるようです。

では、ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)の有名ブランド・メーカーをいくつか紹介しましょう。

1.ヘルムレ(ドイツ)

1922年に時計技師フランツ・ヘルムレによってドイツで創業されたブランドで、創業当初は機械式ムーブメントや各種部品の製造で成長し、第二次世界大戦後本格的な柱時計や掛け・置き時計のコレクションで一世を風靡します。

現在も世界のトップメーカーとして不動の地位を築いており、熟練した職人の手による高精度機械式ムーブメント、伝統を受け継ぎながら冴えるモダンデザインは他の追随を許さず、唯一無二の存在感を放っています。

2.ウルゴス(ドイツ)

1920年、ブラック・フォレスト(黒い森)の呼び名で知られる南ドイツ・シュベニンゲンで創業した、柱・置き時計を専門に手掛ける老舗ブランドです。

ウルゴスの特徴は、時計の外装・ケースからこだわりがあり、ドイツ産の良質な天然木を使用しほとんどのモデルが現在も機械式ムーブメントを採用、熟練した職人の手による芸術的な仕上がりはドイツ製芸術調度品として世界中から高い評価を得ています。

3.キニンガー(ドイツ)

1912年にドイツのブラック・フォレスト(南ドイツ・シュベニンゲン)で創業した、現在存在している機械式クロックメーカーとしては元も古い歴史を誇るブランドがキニンガーです。

熟練した職人が作り出す高品質な機械式ムーブメントがキニンガーの信条で、新たな機能の開発に長けており、特に深夜チャイムが自動遮断される自動巻きムーブメントの機能「ナイトサイレンサー」はキニンガーが初めて開発した独自機能として知られています。

4.セイコー(日本)

1892年に海外で時計製造技術を学んだ服部金太郎が、現在の東京都墨田区に設立した精工舎が日本が世界に誇るブランド、セイコーの始まりです。

創業当初は掛け時計の製造から始まり、特に振り子式掛け時計は海外製に比べて購入しやすい価格と、機械式ムーブメントの高い精度で大ヒットを記録し、振り子の駆動で時計を駆動する独特な機械音と時報を知らせる鐘の「ボーン、ボーン」という音色から「ボンボン時計」の愛称が付き、日本では振り子式時計というとボンボン時計の名称がポピュラーになっています。

現在はクォーツ式で振り子時計は製造されており、当時の趣は失われましたが、真摯に時計製造に取り組む姿勢は世界からも高い評価を得ています。

記事参照:株式会社ムラキ公式サイト

記事参照:セイコータイムクリエーション公式サイト

ここで時計大国であるスイス製のメーカーが登場しないことを疑問に感じる方もいらっしゃるでしょうが、スイスは時計の歴史から見ると機械式ムーブメント製造では世界トップの技術士育成・機能開発を果たしましたが、芸術性の面では懐中時計・腕時計の分野に注力しており、調度品としての意味合いも持つ柱時計や振り子時計は過去に一部製造されていましたが、現在ほぼ見かけることがありません。

一方、ドイツ・日本は家具・調度品製造に優秀な職人が多く、愛用する人も多かったことから現在も柱時計・振り子時計の製造が続いていると考えられます。

ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)のメンナンス・オーバーホールを依頼する方法

このように現在も少数ながら現役のボンボン時計を製造しているブランドが存在し、購入する事も可能ですが、本格的な柱・置き時計(特に機械式ムーブメント搭載)は、ほぼドイツ製ブランドの製品になり、精密で優れた調度品として完成されているため、高額なものが多くメンテナンス・オーバーホールもそれなりに価格と納期がかかります。

あと、中古製品やアンティーク品は必ずメンテナンス・オーバーホールを早急に実施する必要があり、現存しているメーカー製の場合でも、メンテナンスの困難なケースがあります。

さらに上記で紹介したようなドイツ製有名ブランドはメンテナンス・オーバーホールについて、現行品・旧製品・アンティークを含み全て製品預かり後見積りとなり、事前に納期や作業料金を知ることができません。

また、場合によってはドイツ本国送りになるものもあり、料金が高額になる事も考えられます。

ですので、メーカー依頼の修理は予算・納期に十分余裕を持って正規輸入販売店に相談する事が望ましいです。

もう一つの方法として有効なのが、優秀な技術・実績を持つ国内の時計修理専門店に依頼する方法があり、おすすめです。

時計修理専門店の場合、正規輸入販売店を通して依頼するよりお得な料金でメンテナンス・オーバーホールが可能な事、納期や基本料金があらかじめ設定されている専門店が多い事が挙げられます。

逆にデメリットは柱・置き時計特に機械式駆動の振り子式は受付している店舗と断られる店舗がある事、修理店によって技術に差があることなどがあります。

では、ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)のオーバーホール料金について正規代理店経由と時計修理専門店の料金について調べてみましょう。

ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)搭載ムーブメント仕様 修理専門店 メーカー依頼
機械式ムーブメント(時報打ち機能他搭載) 66,000円~132,000円(基本料金) 全て預かり後見積りとなり、ドイツ製などの海外モデルは本国送りで料金が高額になり納期も長くなる可能性有り
クォーツ式ムーブメント(時報打ち機能他搭載) 16,500円~(基本料金) 同上

このような料金相場になっており、正規サービスの対応と比較すると、基本料金が設定されており良心的な対応です。

納期の方も正規サービスだと見積りが確定するまでわかりませんが、最速で約2ヶ月程になりかなり便利で利用しやすくなっています。

しかし、修理専門店を利用の場合は修理店によって技術力に差がある事が多いので、優秀な技術と実績・施設の整った修理店に依頼する事が大事で依頼の前に十分な検討が必要です。

ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)を時計修理専門店に依頼するメリット

  • 正規輸入販売店と異なり基本料金や納期が明確なので気軽に相談できる
  • かなり古いアンティーク振り子式時計でも優秀で経験豊かな技能士が作業すれば高品質な仕上がりが期待できる
  • 修理店によっては依頼を断られる場合もあり事前に確認が必要

腕時計修理専門店への依頼なら
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腕時計修理専門店へ依頼を考えているのであればクラフトワーカーズがオススメです。
クラフトワーカーズでは以下のような特徴があります。
  • 複数の修理専門店にまとめて見積もりがとれる
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  • 最短で3週間と納期が早い
  • 担当する職人が選べる
  • 時計修理技能士1級など全ての職人が資格を保持
  • 修理後の保証が1年間と安心
  • 交換部品があった場合にはメーカー純正部品を使用している
  • 見積・送料が無料

クラフトワーカーズでは、時計情報を記入するだけで複数の修理専門店の優秀な職人に、纏めて見積もりをとり、料金や納期を比較して選ぶことができるサービスです。在籍している職人は全員時計修理の資格を所有しているため一定の技術以上を持ち合わせた職人だけになります。

未熟な人間が時計をメンテナンスする事はありません。

1年間の保証が設けられメーカーより安い金額で優秀な職人にオーバーホールを行なってもらえるので、正規メンテナンスでないとイヤだ!という方でない限りは、是非使ってみてください。

職人を選ぶ事ができる仕組みは、時計修理業界初になります。
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実際にオーバーホールを行う職人とダイレクトにやり取りができるので、不安な事、疑問点を直接職人に聞き解決してから、安心して依頼できます。

           

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ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)のメンナンス・オーバーホールは優秀な技術を持つ信用の置ける時計修理専門店を利用するのが安心

ボンボン時計(振り子式掛け・置き時計)を長く良好な状態で使い続けるには、定期的な機械のお手入れや専門業者にメンテナンス・オーバーホールを依頼するのがおすすめです。

しかし、世界的に見ても現在振り子式掛け・置き時計を製造しているメーカーは限られており、特に旧式な物やアンティーク品は依頼が難しいケースも多いので十分注意する必要があります。

こういった事情から、確実なオーバーホール先を探している場合には、優秀な技術・実績を持った時計修理専門店へ依頼するのがおすすめの方法です。

しかし、時計修理専門店の場合は、修理店によって技術にバラつきがあり、店舗によっては受付できないところもあるので十分に注意し、検討した上で信頼の置ける優秀な修理店を選択することが重要になります。

ですので事前にできる限りの情報を集め、腕時計修理専門店に関する基礎知識を十分に身に付けてから、間違いのない修理店を選ぶようにすることが必須です。

依頼後に品質で後悔することの無いよう、本当に信頼の置ける時計修理店を見つけ、素晴らしい技術を持った、本物の時計修理技能士が行う高品質のオーバーホールを是非体験しましょう。

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