2024.3.12

2024.3.12

アンティークの懐中時計をオーバーホールする手段について・懐中時計専門店や時計修理専門店の対応は?

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時計
懐中時計のオーバーホール

紀元前4000年、古代の人々が時を知る道具として日時計を発明した時から時計の歴史は始まり、13世紀半ばには機械式時計が誕生します。

時代を経るごとに時計は建物に取り付けられる大型なものから小型化が進み、置き時計などに変貌を遂げていきます。

17世紀に入り、現在の時計王国であるスイスを中心に優れた時計職人が現れ、人が身に着けることのできる超小型時計の開発が可能になり1727年、イギリスの時計師ジョージ・グラハムが懐中時計を発明、時計の歴史に革命を起こすことになるのです。

懐中時計はその小型・軽量と便利さから瞬く間に人々に広まり、19世紀になって腕時計が発明されるまで、重要な装身具として定着します。

江戸時代後半にアメリカに渡った使節団が、当時のアメリカ大統領からウォルサムの懐中時計を将軍に送られ、持ち帰った事で日本にも機械式時計が伝わることになります。

その後、明治12年に大野徳三郎という時計技師が日本で初となる懐中時計を制作し、これを皮切りに日本でも時計会社の設立が相次ぎ、本格的に懐中時計が日本国内で生産されるようになりました。

20世紀初頭になり、第一次世界大戦を契機に軍用として腕時計の需要が高まり、大量に腕時計が生産され、戦後庶民に普及する事となり、懐中時計はほとんど姿を消すことになります。

しかし、機械式時計としての完成度の高さや、装飾品としての価値の高さから趣味品として懐中時計を愛用する人は現在も多く、静かな人気を現在も維持しています。

また、腕時計が主流になった現代でも、職人気質の高い時計ブランドが懐中時計の生産を現在も続けており、老舗ではスイスのレビュー・トーメン、ティソ、ティモール、鉄道時計として有名なモンディーン、数少ない専門ブランド・アエロ、日本では国産時計の元祖であるセイコー、シチズンなどが高品質な懐中時計を世に送り出しているのです。

懐中時計の大きな魅力はその歴史に裏打ちされた高度な機械式ムーブメントの完成度と、ケースに使われる素材が金・銀・白金等の無垢素材を採用、さらに芸術的ともいえる細かな装飾が施されたものが多く、資産価値の高い事が挙げられます。

特に20世紀初頭以前に製造された、全盛期の懐中時計はアンティークモデルとして非常に人気が高く、有名ブランドの腕時計を上回る高値が付き中古市場で取引されています。

アンティーク懐中時計を使用する上で大切な事は、まず購入の際、機械式ムーブメント・ケースのメンテナンスが事前に施されているかどうかを確認することが最も重要です。

アンティークと呼ばれる懐中時計は製造から非常に長い年月を経ていますので、当然ですが経年劣化による部品の摩耗や潤滑油切れ・精度の狂いを生じているものがほとんどになります。

よって事前にメンテナンスがされていないものは常用として使用できないばかりでなく、その資産価値も著しく低下します。

さらに現在では現存していないブランド製のものが多く、正規メンテナンスはほぼ期待できず、現在懐中時計を生産しているブランドについても、メンテナンスに必要な部品を保有していないところが多いです。

このような理由から、アンティークの懐中時計を所持しているユーザーはほとんどが、行きつけの時計修理専門店を見つけており、そちらにメンテナンスを依頼しています。

ここではアンティークの懐中時計をメンテナンスする際の、懐中時計専門店や時計修理専門店の対応について紹介していきます。

現在、アンティークの懐中時計を所持している方や、興味を持って購入を考えている人に耳寄りな情報を集めましたので、是非読んでみてください。

現在も存在する懐中時計専門販売店について

世界的に時計の主流は圧倒的に腕時計となり、さらにクォーツ式やソーラー式、スマートウォッチ等の台頭で現在、機械式腕時計・懐中時計は趣味品として愛好されています。

そんな中で製造を続けている数少ないブランドを積極的に取り扱い、アンティーク懐中時計の品揃えにも力を入れている懐中時計専門販売店が、今でも世界中に存在します。

我が国でも、少数ながら懐中時計専門店が存在し、愛好者やマニアへ向けて製品の販売やメンテナンス・情報の発信に努め、現在懐中時計は静かな注目を浴びており、日本でも人気です。

しかしメンテナンス・オーバーホールなどについて、現在懐中時計を製造しているメーカーでも自社製のアンティークモデルは預かり後、時計の内容を調べてメンテナンスの可否を判断する形で、場合によってはメンテンナンス不可で戻される場合もあり、費用が高額で作業期間も非常に長くなります。

懐中時計専門販売店の場合は、現行で発売されているものは当然メーカー修理で対応しますが、アンティークモデルの場合については受付する専門店と断られる専門店に分かれますので、事前に確認が必要になります。

受付している専門店でも、外注修理扱いしているところがほとんどで、依頼については作業の可否にかかわらず保証金が別途かかるところもあり、高額となっているのが現状です。

懐中時計専門販売店のアンティークモデルに対する対応

  • 基本的に確実にメンテナンスできるのは現行生産モデル
  • アンティークモデルについては受付可能な専門店とできない専門店に分かれる
  • 料金については通常より高額となり納期もかなりの日数がかかる

参照:セイコー公式サイト

古いアンティーク懐中時計でも柔軟にオーバーホール可能な時計修理専門店

アンティークの懐中時計オーバーホールは、対応可能な販売店が限られ、期間が長くかかり料金も高額になり、場合によっては作業不可の可能性もあるため、オーバーホール・メンテナンスの手段を探している場合は、優秀な技術を持った時計修理専門店を選択するのがおすすめになります。

時計修理専門店のメリットはアンティークの懐中時計でもオーバーホールの依頼ができること、優秀な修理店ならばかなり歴史の古いモデルも作業可能な確率が高い点、逆にデメリットは修理店によって時計修理の技術にバラつきがある事です。

そのため優秀な技術を持った技術者へお願いするのが最も大切になります。

修理専門店によってバラつきがありますがオーバーホール料金の平均相場を調べてみましょう。

アンティーク懐中時計・ムーブメント仕様 修理専門店オーバーホール料金
機械式手巻きムーブメント 24,200円~要相談
機械式自動巻きムーブメント 29,700円~要相談
機械式クロノグラフムーブメント 46,200円~要相談

このように修理専門店では基本料金が設定されており、懐中時計専門販売店の対応と比較すると料金もお得で良心的な設定になっており、納期も早ければ約3~4週間で仕上げてくれるので、依頼しやすくなっています。

またすでに部品が無いアンティークモデルでも部品の古いストックがあったり、優秀な所では一から部品を作り起しする修理店もあるので、時計修理専門店なら融通の利くメンテナンス・オーバーホールが可能です。

しかし、アンティークの懐中時計に搭載されている機械式ムーブメントは、完成度が高い上に、経年劣化による部品の消耗や劣化などで難度の高い作業も発生する可能性が高くなります。

これらの理由から修理専門店に依頼する際には技術的に優れた、信頼の置ける修理店を選ぶことが必須で、修理店選びには十分な注意が大切になってきます。

信頼できる優秀な技術士がいる時計修理専門店を見つける方法とは

日本は時計製造・メンテナンスについては世界トップの技術を持ち、時計修理専門店も数が非常に多いので、懐中時計のオーバーホールも簡単に依頼できると思いがちです。

しかし、本当に信頼の置ける技術を持った時計修理専門店となると、数は非常に少なく、見つけ出すのにかなりの労力が必要です。

さらに時計修理専門店を探す際、会社の規模やコマーシャル・ネームバリュー等の乏しい情報では、どこが本当に高い技術を持つ修理店なのか見当が付きません。

こういった場合には、実際に修理店を利用した人たちの情報をインターネットやSNSの口コミ等で参考にするとか、探している修理店に資格を持った技術士が在籍しているかどうか、などの情報を確認するのが結果としておすすめの方法になります。

資格を取得していない技術士と有資格技術士では、作業のレベルに大きな差があり、信用度も桁違いに異なりますので、技術士の資格は信頼のおける修理店を見極める大きな目安です。

日本では参考になる基準として、時計修理技術の質向上のために国家資格を設けています。

時計修理技能士という資格で、3級から資格があり、2級、1級と等級が上がり、1級が最上資格です。

特に1級時計修理技能士は上級資格として登録されている難度の高い資格で、もし探している修理店に1級時計修理技能士が在籍していれば、その修理店の信頼度は非常に高く信用が置けます。

しかし、実際には全ての時計修理作業を1級時計修理技能士が担当している事はないので、依頼する場合には事前にお店ときちんと面談を行い、事前に作業の詳細を確認しておくことが大切になります。

アンティークの懐中時計 オーバーホールを時計修理専門店に依頼するメリット

専門販売店よりも料金・納期等の対応がはっきりしており融通も利き安心できる

優秀な1級時計修理技能士が作業を担当すればオーバーホールの内容・質は非常に高い

すでに部品の無い古い懐中時計でも優秀で経験豊富な1級時計修理技能士が在籍する修理店ならオーバーホール可能な確率が高い

腕時計修理専門店への依頼なら
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  • 交換部品があった場合にはメーカー純正部品を使用している
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未熟な人間が時計をメンテナンスする事はありません。

1年間の保証が設けられメーカーより安い金額で優秀な職人にオーバーホールを行なってもらえるので、正規メンテナンスでないとイヤだ!という方でない限りは、是非使ってみてください。

職人を選ぶ事ができる仕組みは、時計修理業界初になります。
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アンティークの懐中時計をオーバーホールをするには信頼の置ける優秀な技術を持った時計修理専門店に依頼するのが確実で安心

製造から長い年月を経たアンティークの懐中時計は、オーバーホールするには専門店も限られ、さらにメンテナンス受付不可な専門店も多く存在します。

こういった場合は優秀で高度な技術を持ち、施設や設備も整った時計修理専門店に持ち込むと、アンティークの懐中時計もオーバーホール可能になる場合が多く、お得で融通も利きおすすめの方法です。

ですが、時計修理専門店の場合は、修理店によって技術にバラつきがあり、十分に注意・検討を怠らず、本当に信頼の置ける技術の優秀な修理店を選択することが最も大事になります。

そのため事前にできる限りの情報を集め、時計修理専門店に関する基礎知識を十分に身に付けてから、間違いのない修理店を選ぶようにすることが最重要です。

資産価値の高いアンティーク懐中時計を安心して預けられ、本当に信頼が置ける技術の高い腕時計修理店を見つけて、匠の技術を持つ本物の腕時計修理技能士が手掛ける、高品質なオーバーホールを体験してください。

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