2023.5.26

2023.5.26

オメガ製懐中時計をオーバーホールする場合正規サービスと腕時計修理専門でどのように違う?

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オメガ/OMEGA
オメガ、懐中時計

腕時計製造の本場であるスイスにおいて、最高峰に数えられる老舗ブランドがオメガで、創業は1848年にさかのぼます。

創業当初は機械式時計ムーブメントの製造を専門に行い、その優秀な製造技術はスイスで高い評価を獲得していました。

オメガが創業した1800年代は17世紀後半に発明された懐中時計が全盛を極めており、それまで建物に取り付けられた大型時計や、家庭内では掛時計や置き時計しか存在しなかった人々の暮らしに、懐中時計はポケットに入れて持ち歩ける時計として、ヨーロッパ全土に広まります。

オメガはその技術力の高さから、創業当初より懐中時計に搭載するムーブメントの製造を依頼され、高品質な懐中時計を多数生み出し、自社製でも懐中時計のラインアップを発表します。

記念すべき初代モデルはカギ巻きの懐中時計で、これを足掛かりにオメガの懐中時計は大きな成功を収め、大規模な工場を設立し大量生産を可能にするまでに成長するのです。

20世紀初頭に腕時計が登場するまで懐中時計は世界中に普及していましたが、より利便性とファッション性に優れた腕時計が主流になると懐中時計は姿を消し始め、大多数のブランドが懐中時計から腕時計の製造にシフトすることになります。

そんな中、オメガは腕時計の名品を次々と発表しながらも、継続して懐中時計を製造し続け腕時計でも有名な「デヴィル」等の名作を生み出し、小規模ですが1980年代頃まで製造は継続されます。

その後製造自体は休止されるも、2019年にはオメガブランド創立125年を記念して限定モデルの懐中時計「SPECIALITIES」を発表するなど、歴史と伝統に忠実なオメガの思想は現在も受け継がれているのです。

そして、機械式時計としての完成度の高さや、装飾品としての価値の高さから趣味品として懐中時計を愛用する人は現在も多く、静かな人気を現在も維持しています。

懐中時計はその歴史に裏打ちされた高度な機械式ムーブメントの完成度と、ケースに使われる素材が金・銀・白金等の無垢素材を採用、さらに芸術的ともいえる細かな装飾が施されたものが多く、資産価値の高い事が大きな魅力です。

20世紀初頭以前に製造された、全盛期の懐中時計はアンティークモデルとして非常に人気が高く、特に保存状態の良いオメガ製懐中時計は、有名ブランドの腕時計を上回る高値で中古市場に出回っています。

こういった単なるモノとしてではなく、その時計が歩んできた歴史や時代背景なども楽しみながら、一生モノのコレクションを身に付ける喜びが、現在も懐中時計をコレクションする人が多い要因です。

アンティーク扱いとなるオメガの懐中時計は、製造されてから年数が長く経過しているため、当然ですが内部の機械式ムーブメントの部品は磨耗したり傷んでいるものもあります。

ですので、現在ショップで販売されているコレクションよりもいっそう、メンテナンスやオーバーホールが必要です。

中古販売専門店ではほとんどがメンテナンスを販売前に施していますが、経年劣化により使用する上では取り扱いも多少デリケートになり、メンテナンスの回数も多くなります。

また、正規サービスではメンテナンスの部品保有期間が決まっており、製造終了後10~15年以上経過したコレクションはオメガ正規サービス自体に純製部品が存在せず、モデルによってはオーバーホールを断られる場合もあり、注意が必要です。

よって正規サービスを通してオメガのアンティークコレクションをメンテナンスしたい場合は、スイス本社へ確認を取る必要があり、ハードルが高くなります。

そのような理由からオメガの懐中時計を所有しているユーザーの中には、優秀な技術を持つ腕時計修理専門店を見つけて利用している人も多く、かえって修理専門店の方が利便性は高いです。

ここでは、オメガの懐中時計をメンテナンスする場合、正規サービスと腕時計修理専門店・それぞれの取り扱いの違いについて紹介していきます。

オメガの懐中時計をすでに所有している方はもちろん、中古で購入を検討中の人にも参考になる情報を調べましたので、是非この機会に一読してください。

オメガの懐中時計を快適に使用するには、コンディションに合わせたメンテナンス・オーバーホールが必要不可欠

オメガに限らないことですが、製造からかなりの期間を経た機械式時計は経年劣化により各部品の磨耗や傷み、駆動系統の油切れなどを起こしており、新品よりもコンディション的には劣ったものになります。

そのため、中古販売店で購入の際は必ず時計自体のコンディションを確認することが大切で、店舗に並ぶ際にオーバーホール・メンテナンスが実施されているか購入前に質問することが大事です。

通常、懐中時計の場合は最低3~5年ごとにはオーバーホール・点検が必要なので、購入前の時計がメンテナンスされていない場合は、購入後大きなリスクを抱えることになります。

今まで製造された懐中時計に対するオメガ正規サービスの対応

すでに製造からかなりの期間が過ぎ、アンティーク扱いになっているオメガの懐中時計については、メンテナンスに関して現行サービスと異なる対応になります。

オメガはメンテナンスサービスの一環として、部品保有期間を過ぎた自社製の時計に関しては修復サービスを別メニューで行っています。

基本的に懐中時計・腕時計共に1940年以前に製造されたオリジナルモデルが対象で、作業はスイス本社のみで行っているため、料金が高額になり納期も3ヶ月以上と大幅に長くなります。

オメガ修復サービス概要

オメガ懐中時計・ムーブメントキャリバー仕様 推奨公示価格
メカニカル(機械式ムーブメント) 最低価格256,300円~

このような料金設定で、作業の可・不可はスイス本社で確認を行ってからになります。

モデルの時期・ムーブメントの仕様によってはメンテナンス不可となる場合もありますので、判断の期間は十分余裕を持って依頼したほうが良いでしょう。

この作業にはオメガ・コンプリートサービスと同じく、24ヶ月の動作保証が付きますので、安心度は高いサービス内容になっています。

  • 1940年以前に製造の古いモデルでもメンテナンスが可能
  • コンプリート メンテナンス サービスと同じく24ヶ月の動作保証が付き安心感が高い
  • ムーブメントの製造時期・コレクションの種類によっては作業不可のモデルもある

詳細をメーカーに確認したい場合

オメガ東京カスタマーサービス 〒104-8188 東京都中央区銀座7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター5F TEL:03-6524-7300 電話受付:平日9:30~18:00 土日祝日休み 来店受付 : 月-土11:00~20:00, 日・祝日11:00~19:00

出典:オメガ公式サイト

正規サービスよりも対応が柔軟で懐中時計のオーバーホールも可能な修理専門店とは

オメガの懐中時計は正規サービスの場合、基本的に10~15年の部品保有期限を過ぎており、オーバーホールの場合スイス本社送りになり、修復サービスという形でメンテナンスの可否を判断することになり、期間も長く料金も高額です。

そこでユーザーの中には信頼の置ける高い技術を持った、時計修理専門店に敢えて依頼する人も多くいます。

時計修理専門店の場合、古いオリジナルの部品をストックとして持っていたり、優秀な所は一から部品を作り起しする店舗もあり、正規サービスで作業不可なモデルもオーバーホールしてもらえる可能性が高いことが挙げられます。

時計修理専門店のメリットは正規サービスより安くオーバーホールの依頼ができること、デメリットは修理店によって時計修理の技術にバラつきがある事です。

ですので修理専門店の選択は重要事項で、失敗の無い修理店選びが必須となります。

修理専門店によってオーバーホール料金にバラつきはありますが、オメガ製懐中時計のオーバーホール料金平均相場を調べて見ましょう。

オメガ懐中時計・ムーブメントキャリバー仕様 修理専門店 メーカー依頼
メカニカル(機械式ムーブメント) 24,200円~46,200円(要相談) 最低価格256,300円~

このように修理専門店では正規サービスと比較すると料金もお得で良心的な設定になっており、納期も早ければ約3~4週間で仕上げてくれるので、依頼しやすくなっています。

すでに部品が無いアンティークモデルでも部品の古いストックがあったり、優秀な所では一から部品を作り起しする修理店もあるので、時計修理専門店なら融通の利くメンテナンス・オーバーホールが可能です。

しかし、オメガ製の懐中時計に搭載されている機械式ムーブメントは、完成度が高い上に、経年劣化による部品の消耗や劣化などで難度の高い作業も発生する可能性が高くなります。

これらの理由から修理専門店に依頼する際には技術的に優れた、信頼の置ける修理店を選ぶことが必須で、修理店選びには十分な注意がとても重要です。

優れた技術と豊かな経験を積んだ技術士が在籍する時計修理専門店を見つける方法

日本は時計製造・メンテナンスについては世界トップの技術を持ち、時計修理専門店も数が非常に多いので、懐中時計のオーバーホールも簡単に依頼できると思いがちです。

しかし、本当に信頼の置ける技術を持った時計修理専門店となると、数は非常に少なく、見つけ出すのにかなりの労力が必要になります。

さらに時計修理専門店を探す際、会社の規模やコマーシャル・ネームバリュー等の乏しい情報では、どこが本当に高い技術を持つ修理店なのか見当が付きません。

こういった場合には、実際に修理店を利用した人たちの情報をインターネットやSNSの口コミ等で参考にするとか、探している修理店に資格を持った技術士が在籍しているかどうか、などの情報を確認するのが結果としておすすめの方法です。

資格を取得していない技術士と有資格技術士では、作業のレベルに大きな差があり、信用度も桁違いに異なりますので、技術士の資格は信頼のおける修理店を見極める大きな目安になります。

日本では参考になる基準として、時計修理技術の質向上のために国家資格を設けています。

時計修理技能士という資格で、3級から資格があり、2級、1級と等級が上がり、1級が最上資格です。

特に1級時計修理技能士は上級資格として登録されている難度の高い資格で、もし探している修理店に1級時計修理技能士が在籍していれば、その修理店の信頼度は非常に高く信用が置けます。

しかし、実際には全ての時計修理作業を1級時計修理技能士が担当している事はないので、依頼する場合には事前にお店ときちんと面談を行い、事前に作業の詳細を確認しておくことが重要になります。

オメガ製懐中時計 オーバーホールを時計修理専門店に依頼するメリット

正規サービスより料金・納期等がはっきりしており融通も利くので安心できる

優秀で経験豊かな1級時計修理技能士が作業を担当すればオーバーホールの内容・質は高レベルが期待できる

すでに部品の無い古いモデルでも優秀で経験豊富な1級時計修理技能士が在籍する修理店ならオーバーホール可能な確率は高くなる

腕時計修理専門店への依頼なら
クラフトワーカーズがオススメ!

腕時計修理専門店へ依頼を考えているのであればクラフトワーカーズがオススメです。
クラフトワーカーズでは以下のような特徴があります。
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未熟な人間が時計をメンテナンスする事はありません。

1年間の保証が設けられメーカーより安い金額で優秀な職人にオーバーホールを行なってもらえるので、正規メンテナンスでないとイヤだ!という方でない限りは、是非使ってみてください。

職人を選ぶ事ができる仕組みは、時計修理業界初になります。
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オメガ製の懐中時計をオーバーホールをするには信頼が置ける優秀な技術を持った時計修理専門店に依頼すると確実で高品質

長い歴史と伝統を持つオメガの懐中時計は、正規サービスへオーバーホールを依頼しますが、オメガ製の懐中時計は、ほとんどが製造中止から長い期間が経過しているため、正規サービスのメンテナンスは期間も長く、かなりの高額料金になり、ムーブメントの状態によってはオーバーホール不可のケースもあります。

こうした場合は優秀で高度な技術を持ち、施設や設備も整った時計修理専門店に持ち込むと、アンティーク扱いになる古いモデルでもオーバーホールができる可能性が高く、おすすめの方法です。

ですが、時計修理専門店の場合は、修理店によって技術にバラつきがあり、十分に注意・検討を怠らず、本当に信頼の置ける技術の優秀な修理店を選択することが最も大切になります。

そのため事前にできる限りの情報を集め、時計修理専門店に関する基礎知識を十分に身に付けてから、間違いのない修理店を選ぶようにすることが必須です。

現在、資産価値が非常に高いオメガ製の懐中時計を安心して預けることができ、本当に信頼が置ける優秀な腕時計修理店を見つけて、匠の技術を持つ本物の腕時計修理技能士が手掛ける、高品質なオーバーホールを体験してください。

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